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最後のブログから、もう一ヶ月近くが経ってしまった。
書きたいことは山ほどあり、書いてみるのだが、その度に載せたくなくなってしまうのだ。
そんな中で、先日、下のような広告を見た。
「太陽光発電・全館空調・IH・エコキュート・冷暖房費ゼロの住まい  先進エコへの回答、それは太陽と生きる家、輸入住宅○○から、ハイブリッドリミテッド?誕生」
あるハウスメーカーの中吊り広告である。蓮花達
こんなことを言うだけで注文が取れるんだから、名が通った大きな企業は随分安易な商売をしていると思う(正に超弱小企業のボヤキだ)。
今の時代、何の工夫がなくてもハヤリの言葉をちりばめれば、仕事になる典型的な例である。
CO2削減や温暖化が叫ばれている現在、商売に使える新しい言葉を探すのは簡単である。
今はそういう時代ではなかろうか。
ここにちりばめられた言葉を少し解説してみたい。蓮種
「太陽光発電」これは太陽電池メーカーからお金を出して買ってきて、単に屋根に載せるだけである。特別な技術はいらないで、誰にでも出来る。
「全館空調」これも同様にエアコンメーカーから買ってきて全室に付けるだけである。これも同様である。
「IHとエコキュート」は、これも同様にお金さえ出せば誰でも出来ることである。
「冷暖房費ゼロの住まい」これは8Kw位の太陽電池を載せて、家で使う電気量を差し引くとゼロに成るという、単に簡単な机上の計算であるに過ぎない。
太陽電池を付けさえすれば「それは太陽と生きる家」とも言っている(但し、内容は兎も角として、この言葉自体は何も間違っていない。その内容に対する考え方、実行の順序が安易すぎるのだ。しかし、設計家で「冷暖房費ゼロの住まい」「それは太陽と生きる家」を目指して、新たに勉強している人がどれほど居るのだろうか)。
こんな程度のことで「先進エコへの回答」なんだそうだ。
随分、気楽なものであるし、先進とはこんな程度で良いのだろうか。
この程度で先進エコなら、何も建築の専門家に任せるほどのこともないだろう。
そして最後に訳の分からない「ハイブリッドリミテッド?誕生」と言っている。
大手ハウスメーカーとは何と気楽な考え方なのだろうか。
ただただ、何も考えていないユーザーを相手に「売ればよい」と考えているだけとしか見えない。
自分の商売以外に、特に環境に対して、これからの社会の在り方に対して、孫やその次の世代やもっと先の世代に対して、どんな責任を持って現在の商売をしているつもりなんだろうか。
キャッチフレーズを読む限り、建築的に特別な工夫は全くしていない。蓮葉
つまり、今までと同じやり方を単に続けているだけなのに、さも、それらしい言葉だけを使って、あたかも現在の問題に積極的に対処しているかの如くの態度は、何とも情けないように思う。
恥も外聞もない様に感じる。
まあ、これに反応するユーザーが居るんだから、社会的にはそれなりに成り立つ話なんだろう。
こんな程度のことを見抜けないユーザーの知性の方が、もっともっと大きな問題である。
このユーザーにこの企業あり、ということだ。
大いに考えさせられる。蓮花

建物に携わる人間としてのプライドはどうなって居るんだろうか。
「太陽光発電・全館空調・IH・エコキュート」これらは、いずれも電気機器メーカーが努力して開発した物であり、それらの開発の努力は建築とは何の関係もない物達である。
時代が変わるとは、こんな甘い物では済まされまい。
これからの時代、こんな程度のことで商売にすることは許されないと思う。
時代が急いで変わらなければならないのに、まだまだ社会の常識は変わる気配がない。

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