上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


20070924003349.jpg
快適に生活をしようということは人間の本能である。その為の努力が文明の進化をもたらしたのだろう。どんな時代でも人間はその風土の中で、その時代なりのベストを尽くしてきたのだと思う。今見ると、昔の家は暗く隙間だらけで寒い家という印象ばかりが誇張されているが、その当時はそれなりに最も住みやすい家であったはずだ。暗くて寒いというのは今の感覚で見ているからに過ぎず、夏の過ごしやすさを追求し工夫した結果の最良形だったんだと思う。寒いと言っても、家の中は最も暖かくて快適な空間だったことは想像できる。いずれにしても利用できるエネルギーは自然しか無い中で、最も快適な生活を自然の仕組みを徹底的に利用して、工夫して作り上げたのだろう。しかし、化石エネルギーが潤沢に入ってくる時代になると、つまり自然のエネルギーを無視して化石エネルギーを勝手気ままに使えるようになると、もう自然エネルギーなど使う必要が無くなったと決めつけてしまったように思う。
20070924002518.jpgそれが、あたかも永遠に「絶対的な当然」であるかのような錯覚まで作り出してしまったんだろう。
その為、日射を遮る家の構造も必要なくなってしまい、設備を持って、つまり化石エネルギーを好きなだけ投入することによって、快適さを達成すれば良いと考えるようになってしまったんだろう。
エネルギーと言えば、化石エネルギーのことになってしまい、自然エネルギーつまり太陽エネルギーは蚊帳の外に追いやられ、家と設備がペアでなければ快適な生活は得られないという概念ができあがってしまったのだろう。しかし、いくら良い設備があっても、化石エネルギーが無ければ単なる鉄くずにしか過ぎず、快適さは得られないため、家は住まいでなく単なる箱にしか過ぎなく成ってしまうのだが・・・・
言い換えれば家は二酸化炭素の排出無くして快適さは得られないということになり、こういう概念が確立したことにより、家の形はエネルギーとは関係なく(エネルギーは設備に任せてしまった)、主観的な好みによって作る形となってしまったのではなかろうか。そして目先の快適さを追求する住まい手により益々二酸化炭素を大量に吐き出すことになってしまったんだろう。
20070924002220.jpg今日の新聞に北極海の氷が史上最小になったことが出ていた。遙か彼方の私たちの目に届かない所での出来事であり、想像力を働かせない限りそのことを実感することは出来ない。しかし、異常事態は予想をはるかに上回って進んでいるように思う。今全てを見通せる人(地球を俯瞰しながらデーターを集めている人工衛星がそれに当たるのかもしれない)がもしいたら、多分、「一度、二酸化炭素の排出は全て止めろ!」と怒鳴るのではないだろうか。
せめて、生活をしている住まいからの二酸化炭素の排出を、如何にゼロに近づけるか、一人一人が工夫し努力しなければならないだろうし、社会的な規制も掛かるだろう。
今までのような、設備を積極的に入れれば入れるほど、つまり化石エネルギー消費の多い家ほど高級であり、快適であるという考え方は改めねばならないだろう。これはもう好みの問題ではないと思う。住まいのエネルギーはもうとっくに買って手に入れる時代ではなく、自分で取り込み溜め込み使う時代に移行すべきであるのだろう。快適な住まいとは、地球環境にも住む人にも優しく快適でなければならない。自分のことだけを考えた生活は立ちゆかなくなるだろう。その為の住まいの形はどうあれば良いのかを、考え直す時が来たように思うのだが・・・・

プロフィール

izena社長 前田誠一

Author:izena社長 前田誠一
FC2ブログへようこそ!

ブログ全記事表示

カテゴリー

リンク

人気BLOGランキング

ランキング人気 20070719115222.gif にほんブログ村 環境ブログへ

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。