上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


20071004061609.jpg

月探査機「かぐや」が約11万Kmの彼方から地球の写真を撮った。その写真が朝日新聞の1面に載った。地球全体が写ってはいないが、何と、私たちの全てを支えている、あの大気層が薄い白い輪郭として見事に映し出されている。人間が住める実際の大気層の厚さは、写真よりも更に薄いはずだが、この写真からも十分その様子が受け取れる。地球の大きさと大気層の厚さほど、持っているイメージとかけ離れている物もないように思う。8000m以上のエベレストの酸素は地上の1/3であることを思えば、大気層はとんでもなく薄いことが想像できるはずなのだが、大気層の底で生活していると全くその現実が伝わってこない。20071005092100.jpg残念ながら人間にはその薄さを直感的に想像する能力が与えられなかったからだろう。宇宙から見ればほんのちっぽけな地球でも、人間から見れば途轍もなく大きい為、実体験の中からはその感覚を掴むことが出来ないのだろう。
この薄く白く見える大気層の底で、60何億かの人間が自己主張し、全てのひしめき合いが行われていると思うととても複雑な思いがする。また、こんな地球が俯瞰できる様になったのに、いまだに人類はほとんど価値観を変えずに生きているということは、不思議と言えばかなり不思議な現象である。どう見ても、この薄さの中で法律に違反しないからと言って、したい放題、好き勝手は成り立たないだろうなということぐらい、それなりに理解できると思うのだが・・・・温暖化が更に加速しているのは何故なんだろうか。
技術が進歩して11万Kmの彼方からも地球が見られるようになったということは、ある意味で人間の暴走を止める為の遺伝子が行った技のような気もする。つまり技術の進歩とは、人間の行動を調整(反省)する制御機能として人間に付加された能力なのだとも言えないだろうか。だとすると、もっと真剣に最先端の技術によって得られたデーターを大切にしなければならないだろうし、新しい価値基準作りの原点を見つける為に、有効に利用しなければならないのではないだろうか。
自宅の庭にも温暖化に因るらしい顕著な現象が現れ始めたようだ。
シャラとシナの木が枯れ始めたので、今日、植木屋さんに見てもらった。シャラの木が枯れる現象は、この何年か非常に増えているそうだ。20071005092115.jpg
シャラは元々海抜700mぐらいの所を好む樹種であるため、最近の気温上昇によりどうも関東平野の気候では住めなくなってしまったらしい。だとすれば、シナの木も15~6年ほど前に菅平から持ってきた物であり、気温上昇の影響をもろに受けてしまったのかもしれない。そういえば近頃近所で白樺をめっきり見なくなったような気がする。言われてみれば随分と顕著な現象だが、何気なく過ごしていると全く気が付かないことである。しかし、大きさを想像すら出来ない地球上の自然現象が気が付くほど変化しだしてしまったということは、これもまた想像の域を脱した莫大なエネルギーが関与してるのだろうということだけは想像できる。
少しは分かりやすい量で計算してみる。地球上の海水の量は14億立方キロメーターほどと言われているが、この温度が1度上がるということはどういうことか。もし100万Kwhの原子力発電所を1年動かして地球上の海水温度を1度上げるとしたら、2億台近くを動かさなければならない計算になる(多分間違っていないと思うのだが?)・・・・やっぱりこれも想像を絶する。人間にとって自然の変化を地球規模で捉えることは所詮不可能なのかもしれない。
『画像提供 JAXA』


プロフィール

izena社長 前田誠一

Author:izena社長 前田誠一
FC2ブログへようこそ!

ブログ全記事表示

カテゴリー

リンク

人気BLOGランキング

ランキング人気 20070719115222.gif にほんブログ村 環境ブログへ

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。