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孫の通っている保育園の運動会を見学した。グラウンドに響く子供達の楽しそうな声と笑顔に日々の忙しさを忘れ、安らぎの時間を与えられた思いであった。
しかし、屈託のない笑顔を見ていると、とても複雑な思いにさせられるのは私だけなのだろうか。次の世代の子や孫達に、この笑顔が引き継げるのだろうかと考えてしまう。親であれば、子や孫をかわいいと思うのは当たり前である。子が病気になり苦しんでいるのを「目の前にする」と、親であれば誰でも本心から変わってあげたいと思うものだろう。20071008193742.jpgしかし「目の前」でないと、つまり自分の目の前で確認できない未来のことであると、その時、実際に子や孫がどんな境遇に置かれるか分からないと、つまり想像しなければならないことについては、親と言えどもいたって冷淡であるように思える。
今している自分の行動が子や孫のどんな影響をもたらすか、ほとんどの親は考えようとしないように見える。今まで(今でも)の自分たちの行動が温暖化をもたらしつつあることが分かっても、それをほとんど変えようとしないように見える。生活を変えようとせず、単に維持することだけしか考えないで居られるのは何故なのか。20071008193724.jpg
温暖化が多少でもバラ色の未来を約束するものならまだしも、それを予測するどんなデータも皆無である。そこまで分かっていても、悪化するであろう未来の地球環境を放置して、現在の生活維持だけを考える人間とは何なのだろうか。ほとんどの親は、なぜ子や孫の未来よりも今の自分の生活維持を優先するのだろうか。今の自分さえ良ければ未来は考えないのは何故なのだろうか。
「未来に対しての行動」ということを考えると、特攻隊員として死んでいった若者の遺書を思い出す(勿論、特攻隊を賛美しているのではなく、彼らのような極端に理不尽な人生にされてしまった人達がかつて居て、彼らは現在の生にしがみつけず、未来のためにという理由で死なざるを得なかった)。彼らの多くは「自分が死んで日本のためになるなら、親のため、妻のため、子供達のため、恋人のためになるなら・・・・」と書き残している。20071008193757.jpg彼らの取らざるを得なかった行動は、正に今の現象とは反対である。自分は良い思いをしても子や孫の未来のことは考えない。片や自分はともかくとしても、未来のために・・・・である。
状況が違うと言ってしまえばそれまでだが、そういう人達が居たことぐらいは忘れてはいけないように思う。
勿論、今は未来を考えても死ぬ必要などなく、むしろ新しい生き方を模索し、新しい自分の可能性を探せる楽しさが有る時代である。
最近の報道の中で、アマゾンとインドネシアのことが取り上げられていた。地球の肺と言われている(そうだ)アマゾンの違法伐採のことと、インドネシアも同じく森林を伐採して焼き畑にしていることである。アマゾンの森が急速に減少していることは以前から色々聞いていたが、インドネシアの焼き畑が出す二酸化炭素の量が日本の一年分に相当するということには驚いた。20071008193708.jpgアマゾンの農民もインドネシアの農民も同じく、生きるため、生活を守るためと言っていた。地球より重い人命ということからすれば、さもあらんことになるが、それが60何億の人類の未来に関わることになると、どう考えたらよいのだろうか。個人の自由とは何処まで許されるのだろうか。私たちにも自分の子や孫に良い環境を与える自由と権利があるはずだ。これからは今まで考えても見なかった地球環境という視点から、そのシステムにマイナスにならない範囲においてのみ個人や国家の自由が認められるということになっていくのではなかろうか。いずれにしてもこれからの人類の議論は泥沼の様になるだろう。
今、どんなに頬ずりをして孫を可愛がったところで、それが一体彼らにとって本当に可愛がってもらったことになるんだろうか。10年前まではそれでも済んだかも知れないが、今はどうもそれでは違うと思う。その場限りの、可愛いと思っている自分の心を、単に大切にしているだけでは、もう済まない時代になってしまったような気がする。少なくとも、温暖化による環境の悪化を招いたのは保育園児のせいではない。彼らを温暖化の犠牲にしてはならないと思う。

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