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ボート
本という物は止めどもなく増える物である。放っておけば多分居場所もなくなるぐらい増えてしまうだろう。そこまではまだ当分行きそうもないが、書架に立てた本と上の台との隙間に横に詰め込むようになって久しい。
本は収集することが目的ではないことは当然であるが、横向きにつっこむようになると単なる積ん読になりかねない。本は見つけやすく整理されて有ってこそ、ほんの役割を果たすものであろう。
そんな状況であるので、書架を新たに増やすべく近くの家具センターに行ったり、分厚い通販のカタログを見たりしたが、ろくな物がないことが分かった。書架全てが木材っぽく見せようとしたり、分厚く重厚に見せようとした偽物である。(何で似せブランドは取り締まって、地球上の永久ブランドである無垢木材の偽物は取り締まらないのだろう??)要するに貼り物である。正に典型的な単なる見てくれだけのもどき品である。確かに居間にでも置けばそれなりにデザインしてあるため、ちょっと見の見栄えは良いが、所詮偽物である以上心の底ではバカにして愛着も湧かないし、扱いもぞんざいになるだろう。直ぐに飽きてしまうのは目に見えているし、それよりも何よりも一体全体この偽物を廃棄する時はどうなるのだろうかと考えてしまった。
次の資源になり得るかと言えば、貼りぼてにされてしまった物にそんな余力は無いだろ。合板タイプの床材が無垢材に比べ8倍のエネルギーが掛かると言われていることから見れば、こいつもそのくらい掛かっていることだろうがもったいないことだ。薄くスライスしたり、大量の接着剤を使ったり、それを乾かしたり、と石油の中にどっぷりつけ込んで作られているため、もう二度と取り返しが付かない。
要するに何処にも取り柄がないのが貼りぼてのもどき書架である。(建築は「もどき品」が多く使われている。無垢床材もどき、檜正目もどき、漆喰もどきビニールクロス、無垢材もどきアルミサッシ、等々)
さてどうしようか!  本は整理しなければならないし・・・・
赤い実考えた末、事務所などで使う組み立て式のオール鉄の書架に決めた。これなら天井近くまでの背の高い物もあるし、巾方向に増やすことも出来るし、段の調整もしやすいし、材質は正真正銘の軟鉄だし、万が一しまって置くにしてもバラバラに出来て都合がよい。廃棄処分にする場合でもそのまんまほぼ100%が新たな鉄資源として使えるわけである。
要するに鉄資源を我が家にも分散備蓄したのと同じことである。
錆びないようにすれば永久に人に役立つ資源として何度も使えることになる。
無垢木材でこんな物が有れば勿論そっちを優先に選ぶのだが、今回探した範囲では見あたらなかった。(こういう無垢材のシステム家具があったら売れるのじゃないだろうか?)
デザイン云々かんぬんは有るだろうが、これからの時代の選択の一つのあり方だと思っている。
とは言っても30年以上前に買った家具はほとんど貼り物である。タンスや食器戸棚などがそうだ。
安かったからである。たとえ無垢材製品があって気に入っても、当時の給料では買えなかっただろうし、まあ、初めて建てた家が貼りぼての接着工法であったから、そんな物を選択するセンスしかなかったからだ。そこに17年住んで取り壊した時、貼りぼての接着パネルの処理に大工さんがだいぶ困っていた。
現在、友人の2人の作家に創ってもらった家具と、両方の実家からもらってきた桐の古びたタンスを愛用している。
貼りぼてのもどき仕様なる商品は、石油を無意識に使って良いと思われていた時代の素材の使い方であり、生産システムであるのだろう。
本物の材料をいかにして使うかがこれからの時代ますます大切になって行くのだと思う。


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