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紅葉5
壁の断熱材はかなり簡単に「グラスウール100mm」とか「ウレタン30mm」とか「次世代基準」相当だ言って片付けてしまうことが一般的である。ガラスに於いても然り、大きさに関わりなく「ペアガラス」で統一されている感がある。これからの時代、と言うよりも今からそういう一般論的に処理してしまうだけで良いのだろうか。何故なら、個別でなく一般論で済ませてしまう事が出来るのは化石エネルギーがいくらでも好きなだけ買えるという前提に於いて成り立っている論理からの発想だからである。簡単に言ってしまえば、10坪の家と50坪の家の断熱材を同じ100mmにし、室温を同じにした場合、50坪の家は10坪の家に対しておおよそ5倍のエネルギーが必要になってしまう。
エネルギーをいくら使おうとそれが問題であることに気が付かなかった時はそれでも済んだかも知れない。しかし同じ人間が生活して生きて行くのに、大きな家に住むから5倍の二酸化炭素を出して良い、ということがこれからも成り立ち継続させて本当に良いのだろうか。二酸化炭素の排出量を激減させ、温暖化を止めるためには、小手先で今までしてきたことをこねくり回したところで達成することなど不可能だろう。紅葉1
何度も書いたように、思考をスタートさせる原点が180度全く逆(二酸化炭素を大量に排出することが進歩発展と見なされたことから、如何に排出を抑えるかが進歩発展という風に価値観の逆転をした)だからである。プラスチックでいくら木材のように見せようと努力しても、技術が進歩し見た目はどんどん同じようになってきても、所詮プラスチックはプラスチックに過ぎず、どんなことをしても木材にはなれっこない事と同じような気がする。「化石エネルギーを如何に多く使うか」という論理で組み立てられた現代文明を「化石エネルギーを如何に使わないか」という文明に変換させるためには、どう考えたって新しい論理を創るしかないと思う。その視点からこれからは断熱材の仕様を、通り一遍の一般論からではなく、個々に即して決めるような設計手法を考えねばならないだろうし、価値観を持たねばならないだろう。
断熱ということを住まいの暖房ということから見てみると、それは家の中から外に向かって単位時間に逃げる熱量を少なくすることと言える。少しでも温度差があれば熱は低い方に向かって強引に流れようとする。それを少しでも長く引き留めて快適な温熱空間を持続させることが断熱である。
その結果、断熱がしっかりされた面の温度は、ほぼ室温と同じになり暖房感をより自然に近いものにしてくれる。

次回に続く


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