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紅葉4熱は壁や屋根や床などあらゆる面から逃げようとするし、ガラス面からもサッシ面からも逃げていこうとする。勿論隙間からも逃げていってしまう。熱の逃げる量は材質や構造によって大きく異なっているし、特に面積によって大きく異なる(壁とガラスの熱の逃げる量を比較するとペアガラスを使っても10倍ぐらいガラスの方が大きいこともある)。断熱の評価とは家全体から合計でどのくらいの熱が逃げたかを見ることであり、壁でいくつ、天井からいくつ、窓からいくつ・・・・を合計した数値が家の断熱評価になる。窓面積が少し大きい家だと逃げて行く熱の半分はガラス窓ということもある。
これから家を作るに当たり断熱性能をどう考えて行かなければならないのだろうか。はたして家の形が決まる前に適当に決めてしまって良いのだろうか。断熱材の性能を決めるのは、いたって当たり前のことだが「人が快適に住まう」という視点から考えることではないだろうか。人が快適というのは、家の中での快適は勿論であるが、もっと大切なのは環境の快適さであろう。また断熱がしっかり考えてあればエネルギーを買う金も少なくて済み、身体の快適さばかりでなく精神的にも至って快適な生活を送ることが出来ると思う。いずれにしてもこれからは特に断熱のことをしっかり考えてゆかねばならない。紅葉8
家の断熱仕様を考える場合、これからは先ずどのくらいのエネルギーで生活をするのかを決める必要がある。つまりエネルギーの購入費用としていくらぐらいで抑えたいのかを決めることである。これは当然どのくらいの二酸化炭素を排出する生活をするのかを決めることに他ならない(たまに勘違いされることがあるのは深夜電力の料金が安いためにエネルギーの使用量も少ない、二酸化炭素の排出量も少ないと思われていることである。確かに深夜電力は原発による電気の割合が多いから二酸化炭素の排出は少ないと言える)。これがこれから先ずやるべき事である。更に高いステージで考えることは太陽エネルギーの取得量に応じて、それ以内で生活をするために家の性能をどうするかということである。
つまり、いずれも生活するためのエネルギー量を先ず想定してそれを満足させるための断熱性能を考えるということである。その為には、壁、天井、床面の断熱性能、ガラスとサッシ部の断熱性能とその面積に対して、目標とする数値が得られるように個々に決めなければならない。紅葉7これからは漠然と主観だけでガラス部の大きさを決めてしまうことは難しくなるだろう。また昼間は日射の入るガラス部も夜は猛烈に熱が逃げて行く部分になることは明白なので、夜に出来るだけ逃げない対策をしっかり取るべきである(4年前から断熱ロールカーテンの開発をしているが諸々の都合でまだ完成していない)。そうしないと目標値を達成することは難しくなるだろう。
住まいとは個人の物であるが、建てた途端に社会的な存在になってしまう。景観に於いても勿論のことであるが、同時に地球環境を左右する存在にもなってしまうことである。温暖化に対応するためには、結果としてのエネルギー量(最後に負荷計算をして初めてその家の熱性能を知る)でなく、目標としてのエネルギー量を満足させる設計が求められて行かねばならないと思う。


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