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夕日雑誌などで床暖房の特集というのが時々あり、イゼナにも掲載依頼がある。その度に一寸うんざりさせられる。ほとんど全ての場合、特集の実体というのは単に各メーカーが言ったことや、ホームページやカタログに記載されていることを何の評価もなく、言われるままに羅列し、掲載するだけだからである。そんな内容であるならホームページを見た方がよっぽどましと思う。まるで単に編集の仕事を作り出すためだけに機械的にやっているように思える。役所じゃないんだから仕事のための仕事を作り出すようなことはせず、もう少しやり方を進化させてもらいたい。単なる言われたままの記載では今時役に立たないばかりか、ユーザーを惑わす弊害の方がよっぽど大きい。出版社が明確な基準と考え方を持ってそれらを比較するなら読者の役に立つだろうが、ただの羅列ではほとんど意味がない。しかし役に立つような記事にするには、エネルギーのこと、熱のこと、暖冷房のことが本当に理解されていなければならないのでそれも無理な注文かもしれない。メーカーの言っているてんでんバラバラな内容を鵜呑みにしてそのまんま掲載することでは、第一仕事をやったことには成らないのではないだろうか。もし特集をするなら第三者的な目をきちんと持って、同じ視点からの特徴の差違、良し悪し、誤解する内容の指摘を明記すべきであろう。
他の床暖房と競争しているわけではないため、最近は他社品のカタログなど見たことがない(見ても特別得るところが無い)が、以前は「遠赤外線が出るパネル」などという完全にユーザーを惑わす表示が堂々と特集にも記載されていた。そうなるとユーザーばかりでなく一級建築士であるプロの設計者からも「おたくの床暖房は遠赤外線が出ますか」などというとんでもない質問が来てしまうことになる。それは暖房を考える上での基本でもある遠赤外線について、編集者が全く知識がないために起こる混乱である(勿論質問者も全く知識がない)。カタログ内容をちゃんと見る目、言っていることのおかしい部分を見抜く目、指摘する気持ちを持たずに床暖房の特集など組むべきではない。
床暖房という概念及び言い方は近々必要なくなるだろうと思っている。
何故なら、100年1日の如く何も進化していない床暖房が使われていくようであれば、温暖化対策など何もできないことになるからだ。つまり今までの概念の床暖房を使うということは、初めからほとんど化石エネルギー投入が前提だからである。雀
これからは、最初から化石エネルギーありきではなく、先ずはそこの風土が持っているエネルギーをどれだけ捕まえ、どれだけ利用するかを考え、不足分として初めて化石エネルギーの登場と成らねばならない。
アクアレイヤーは床暖房と言う前に大きな熱容量を持った部材である。その為、太陽熱の蓄熱槽である。その蓄熱槽が面状に床構造内に設置してあるため、同時に床からの発熱機能を持っているのである。つまりアクアレイヤーの根本は木造床構造のあらゆる所に設置できる蓄熱部材ということになる。
アクアレイヤーは床暖房ではなく快適な室内環境を構成するための熱部材の一つである。同じ建築部品だからと言って床暖房を床材のノリで特集などすべきでない。床材は単に見た目の雰囲気が解ればよい程度で済むが、床暖房は住まいの温熱環境そのものに大きく関わるのだから、それはエネルギーの問題であり、二酸化炭素の問題であり、体感に非常に大きく関わることである。どうせ特集を組むならもう少し考え、工夫したものができないだろうか。単なる見た目のページ構成などに時間を取る暇があったら、もう少しユーザーのことを考えた21世紀タイプの特集パターンをデザインしたらどうだろうか。

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