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0216

「ナチスの発明」武田知弘著、彩図社が目に止まった。発明という文字につられて本を開くとV2号の写真が目に飛び込んで来たので途端に買ってしまった。特に最近はそうであるが、ドイツはいつでも気になる存在であり、興味ある国である。昨年、ドイツは設置面積第一位を誇っていた我が国の太陽電池を抜き去ってしまった。これは国の方向性がきちんとしているかどうかの違いであり、真の国力の充実を目指している結果だろう。一時は対等に三国同盟まで結んだ間柄なのに、温暖化対策に対する同盟関係は今の日本ではドイツから拒絶されそうだ。ヨット
CO2の削減に対してこの国の政治家からは全くと言っていいほど発言が無いし、ましてやビジョンなど聞いたことがない。こんな時代だからこそ国家100年の計を持つことが至って大事な事だと思うのだが、この国は目先の道路10年の計の方がよっぽど大事らしいし、その程度のことしか言わないのに又選挙で選ばれたしまうんだから、何とも不思議な選挙民のいる国だ。10年後の温暖化状況をどんな風に考えているんだろうか。
そんな訳でアクアレイヤーの特許はドイツだけ維持している。温暖化対策のトップを走るドイツの人達とは仕事をやってみたいからだ。
マミヤ光機時代、眼底カメラの開発に際してツァイス製品を参考にさせてもらったが、私にとってドイツの技術と言えば何と言っても「V2号」ロケットである。このロケットの目的は殺人兵器だったには違いないが、その後の米ソ宇宙開発の原点となった技術である。もしV2号の開発がなかったら、今のような人工衛星利用時代はかなり遅れることになっただろう。もしかしたら人類は月まで行っていなかったかも知れないし、車にGPSは付いていなかったかも知れない。純国産と言っている日本のH2ロケットといえどもアメリカの技術を勉強した物であり、それはV2号からの継承である。
ドイツでこのようなロケット技術がどうして進化したかというと、もちろんフォン・ブラウンの存在が至って大きいのだが、ヴェルサイユ条約により兵器の開発が制限された事も大きな理由だったようだ。制限された兵器リストの中にロケット兵器が入っていなかったため開発することが出来、それがV2号を生み出すことになった。
つまりヴェルサイユ条約という非常に大きな規制が掛かったため、それを避ける技術開発が行われていった。水のミラー
現在の温暖化というのも至って似た状況ではないだろうか。武器を作っちゃだめだ、でなくてCO2を出しちゃだめだ、ということであり今までは無かった規制が掛かってしまったのだ。ドイツはヴェルサイユ条約という厳しい規制があったためにそれを避けつつ、規制されていない国以上の技術開発をしてしまった。兵器の規制はドイツの力を削ぎ、自分たちより弱い立場におとしめて置くことが目的だったが、ドイツはむしろ規制をバネにして、より高い技術開発を成し遂げるという皮肉な結果を作り上げてしまった。物事というのは常に規制や障害があってこそ進化するんじゃないんだろうか。そういう目で見ると、「CO2を出してはいけない社会」という規制は進化することに対してプラスに働く事はあっても、マイナスに働くことなどあり得ないのだろう。
「環境を重視すると経済が成り立たない」などという発言は、いまだに目先だけの儲けしか考えられないバカの言うことだと思う。
人間というのは常に変革を求め、障害を乗り越えてきたからこそ進化して来たのだ。
温暖化を防止するための規制が厳しくなればなるほど、技術は進化し、文明も新しくなって行くことは歴史が何度も何度も教えてくれている。
そういう意味では、やはり今が最大のビジネスチャンスであることは間違いない。
新しく生み出されたビジネスがCO2の発生を抑え、温暖化回避の方向に舵を大きく切ってくれるだろう・・・・ということを是非望みたい。



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