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洞爺湖サミットに向けていろいろと準備が成されているようだが、その中にCO2を全く出さない「ゼロエミッションハウス」というのがある。それを完成させるのに50社ばかりの企業が参加しているようだ。レンガ橋2
ミサワホームでも太陽電池で全てのエネルギーを賄うCO2ゼロの家を発表している。
つい最近「自立循環型住宅」でCO2を50%削減しようと提案されたと思ったら、60%や80%を通り越してもうゼロという言葉が踊るようになってしまった(温暖化に対する社会の変化には目を見張るものがある)。
しかし、今回のこれらのCO2ゼロを目指した提案を見ていると、どうもしっくり来ない。
化石エネルギーを大量に消費することを前提にした、今までの発想と何も進化しているようには見えないのである。全く、これらの住まいからは未来の住宅というイメージが感じられない。
サミット向けの「ゼロエミッションハウス」は参加企業を公募して50社ばかりが参加しているようである。先ず、太陽電池を一般の住宅の5倍近く乗せ、燃料電池、風力発電機、真空断熱材、高性能ヒートポンプ等々、要は今までと何も変わらないただの設備機器を詰め込んだだけのように見える。おみくじ2確かに、都会のど真ん中で屋根しか太陽エネルギーを得られない場合はこんな方法が良いのかも知れないが、相変わらず国がやると単に金ばっかり掛けるだけで、何だか余りにも想像力も芸も無いように感じる。
自然豊かな北海道なのだからもう少し「なるほど!」という工夫があっても良いんじゃないかと思う。無論ゼロを目指すのは大変なことであり、ますます試行錯誤が必要なんだと思うし、今はその途中過程なのであるからいろいろな提案があっても良いのだが、相変わらず自然に馴染むという謙虚さが無いように思う。
これで今までの失敗に学んだことによる未来社会が本当に構築できるのだろうか、と思ってしまう。こういう家は何も建てて実験するまでもなく、金さえつぎ込めば誰にでも出来ることである。金がより掛かった以外に何の新規性も感じられないし、まして「風土」などという言葉はここに存在させる必要は全く無いことになる。
生活からのCO2をゼロにすることは目標として当然であるが、先ずはそれぞれ違う風土、つまり自然エネルギーの分布に合わせて、その土地に於いて得られる自然エネルギー量の中で快適な生活が得られる為には、どういう住まいであらねばならないか、と考えるべきではないのだろうか。
太陽電池はこれからの住まいに於いて絶対必需品だが、だからといってそれを金まかせで沢山乗せて「どんなもんだ!」というような態度は、本当にそれだけで良いのかなと思ってしまう。しかし、みんなが積極的に「CO2ゼロ」を目指そうということは、基本的には勿論良いことである。神社2
方法はどうあろうとも、こういう家が発表されてしまえば「CO2ゼロ」が一人歩きをし出すだろう。そうなれば好むと好まざるとに関わらず、ユーザーの要求によりCO2ゼロを目指した設計及び建築をしなければならないことになるだろう。勿論、ゼロのモデルハウスが出来たからといってゼロを目指すわけではなく、誰に言われなくともこれからはあらゆる行動面でゼロを目指さなければならないだろう。設備ずくめごときのゼロハウスに負けているわけには行かない。
保守、革新の2大政党が切磋琢磨して進化して行くように、機械ずくめの保守と風土をベースに考える革新という構図で切磋琢磨できれば、少なくとも地球環境に対してマイナスには成らないのではないだろうか。



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