上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



「人間とはなんぞや」私にとって最大のテーマである。特に何故人間が出現したのか、何故人間にまで進化してしまったのかが知りたいと思っている。
宇宙の法則と言ってしまえばそれまでだが、生命に対する宇宙の法則とは何か知りたいと思っている。そうすればもう少し自分を知る事ができ、現代を知ることができ、未来を知ることが出来るのだと思う。
そんな訳で、最近読んだ本を3冊紹介したい。1水滴
「ネアンデルタールと現代人・ヒトの500万年史」河合信和著/文春新書、
「5万年前・このとき人類の壮大な旅が始まった」ニコラス・ウェイド著/沼尻由起子訳/イースト・プレス、である。
「人体 失敗の進化史」遠藤秀紀著/光文社新書、
各本とも違った視点から人類の進化を見つめていて非常に面白い。

大雑把に言うと、「ネアンデルタールと現代人・ヒトの500万年史」は遺跡、化石の分析から、「5万年前・このとき人類の壮大な旅が始まった」はDNAの視点から、「人体 失敗の進化史」は人間や動物の解剖学見地から分析しており、当然であるが、それらが人類の進化に収斂していくのが見えるようで面白かった。
1土器717「ネアンデルタールと現代人・ヒトの500万年史」では猿人から何故ホモ・サピエンスに分かれていったのかについて、森林縮小によるサヴァンナ化を上げている。
サヴァンナに出ざるを得なかった猿人の一部は死肉をあさるために石器を使い出した。そして直立二足歩行を獲得して行くが、その為、産道が狭まり強大化した脳との矛盾が生じた。その解決のために小さな頭の内に出産することになったが、その後も母体内と同じ速度で脳を発達させて行く事になった、と述べている。いま 、我が家に生まれたばかりの孫が来ている。4歳の孫と比べるとその頭の大きさは確かに小さい。改めて見比べ納得してしまった。
またネアンデルタールはヨーロッパの先住民でありながら、ホモ・サピエンス(クロマニヨン)との生存競争に勝てず絶滅してしまった。その理由として、コミュニケーション能力、つまり言葉による情報伝達能力、社会的ネットワーク構築が非常に劣っていた事を、石器材料の産地やその進化の停滞振りから分析している。それにしても、ネアンデルタールとホモ・サピエンスは3万年ぐらい前まで1万年間共存し、交流していた痕跡はあるが結婚が行われたことは無かったらしい(こんな事がよく分かるものだと不思議である)。共存していた社会はとはどんなだったのだろうか、何とも想像力をかき立てられて楽しい。

1桔梗「5万年前・このとき人類の壮大な旅が始まった」も面白い。
5万年前、アフリカ東北にいた150人程度の小さな集団が故郷を離れたらしい。そして既に生活をしていたホモ・エレクトスやホモ・ネアンデルターレシスを絶滅させながら、現代の60何億かの人類に拡大していった。
世界への拡散は海岸沿いに先ずインドへ、そしてオーストラリアへ、中国、日本へと向かい、カムチャッカ半島に到達した後、アメリカ大陸に移動してていった。西北に向かった一部はヨーロッパに進出していった。そして定住を獲得し、階層社会へと進み、現代へとつながってゆくことになる。
150人というのが何とも不思議な感じがするが、DNAからの分析によってはじき出され最新の結果だ。また世界中へ分布していった状況も言語上の分析とDNAによる分析がほぼ重なるらしい。

次回に続く

プロフィール

izena社長 前田誠一

Author:izena社長 前田誠一
FC2ブログへようこそ!

ブログ全記事表示

カテゴリー

リンク

人気BLOGランキング

ランキング人気 20070719115222.gif にほんブログ村 環境ブログへ

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。