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久し振りに工事をしている工務店が倒産した。
独自に開発したアクアレイヤー床暖房に切り替えてから初めてである。
今まで何度も取引企業が倒産した経験をしているが、それら全ては手形の不当たりである。お金の変わりに金額がメモされた手形という紙切れをもらい、約束の日にちになるとそれが現金に変わるという物だ。その日になっても相手に現金がなければ、単なる紙切れになってしまいお金の回収は出来ないことになる。秋月926
イゼナは手形の取引は一切していない。その為、今回大きなダメージを受けていない。それは単なる偶然ではなく、相手が何時倒産するか分からない、という前提に立って意識的に仕事の方法を決めているからである。
いくら商習慣とはいえ、手形という紙切れが誰にでも通用し、いつまでも続くものだと考えているこの国の社会に根本問題がある。
そのため工事前に半分現金、最終工事前残り半分現金という支払い条件を明記し、その条件を書いた注文書を必ずもらうことにしている。その条件が不満の場合は、非常に残念(受注できず今までの努力が無駄になってしまう)であるが、絶対に安易な妥協をして仕事を受けるようなことはしていない。その上、注文書が来ても現金が振り込まれなければ工事は行わないようにしている。こういうやり方は、建築業界の慣習からすると常識的ではない事は分かっているが、自己防衛をする為には当然のことと思っている。大企業に何かあれば銀行や国までもが助けてくれることもあるが、弱小企業の我々には何があろうとも誰も助けてくれないのが現実である。
自分の身を守る為には自分自身できちんと守るしかないのである。
独自のアクアレイヤー床暖房ではなく、メーカーが作った床暖房を単に売っていた時期にいろいろ理不尽な目にあった。
特に支払い条件が一方的に建設会社や工務店に決められてしまう現実はどうしようもなかったし、工事が終わって残りの支払い分を更に値引かれたこともあった。
それはある意味で仕方がなかった。扱っている物が誰でもが買える一般的な物でしかないので、当然こちらの希望など強く言える状況ではないからだ。何かを言えば「うちはこうゆう支払い条件なのだから、嫌なら他社から買うから来なくていいよ」と言われてしまい一巻の終わりである。
その結果、手形を受け取るしかなくなり、挙げ句の果てに倒産されてしまうと手形は正に紙切れになり「はいそれまでよ」となってしまう。
蓑虫926そうなってしまうとその後どんなに努力しても金の回収はほとんど不可能である。
社長の自宅へ行っても不在なため、一晩中張り込んで帰ってきたところを直談判しようしようと、刑事番組まがいのこともしたこともあるが、倒産されてしまうと全ての場合徒労にしか過ぎなかった。そんな事を経験する度に、真の自立した独立をする為には、社会の慣例に流されず自分が主導権を取らなければ駄目だ、と何度も悟らされた。
そして、それらの経験がバネになり、アクアレイヤー床暖房という独自商品の開発に行き着くことになった。結果から見ればこれらの理不尽なマイナスの経験を全てプラスに転化することが出来た。

倒産の被害に遭わない為には、自分が最も経験のある得意な分野で、他に類のない独自の商品を持つことが先ず必要(私にはそれしかできない)であると思う。その上で、販売戦略を明確にすべきである。
イゼナの場合は前記したように、支払い条件に加え、値引きは見積価格から一律とし、それ以上の交渉はしない事にしている。途中に何社入ろうとそれは先方の単なる都合だけであり、エンドユーザーの何のメリットにも成らないし、勿論イゼナにとって何のメリットも無いので無視している。間に入って中間マージンだけを取るような企業は特別存在する意味がないからだ。
又そういうこと以前に、売り込みの為の営業活動そのものをしていない。適当なことを言って売り込むことは私の趣味に合わない。
あくまでも、使ってみたいと言うエンドユーザー、設計士の方と納得の上で採用していただくようにしている。
これが営業方針と言えば方針である。エンドユーザー、設計士の方以外は営業の対象にはしていない。
家を作る側の建設会社などは、床暖房というと、いくらで仕入れられるかだけが問題になり、本来住む人にとって最も大切な性能面など全く興味がないことが多いので、特に採用を働き掛けることはしていない。
また、アクアレイヤー床暖房という設備だけを売っているということでなく、快適で環境への負荷が少ない温熱環境の家が一つでも多く実現することを目指して取り組んでいる。
今の時代、単に床を温めるに過ぎない床暖房ということだけの発想では、既に対応できないからだ。
設計士の方には「床暖房を入れて床から熱を出さなければ快適にならないような家など設計しないで欲しい」と話している。
その為、家の熱計算をしてCO2の発生量やランニングコストまで出せる独自のシミュレーションソフトも開発した。
これからは益々、床暖房という一部の設備のことでなく、住まいの温熱環境という、住まいの基本の企画が出来る事を、最大の武器とした営業戦略を立てて行きたい。
現在は自然環境が破壊されつつある時代である。それはイコールCO2の排出を極力抑えようという時代である。それはCO2を出す化石エネルギーから、CO2を出さない太陽エネルギーの時代に入らざるを得ないことを意味している。価値観が180度転換しようとしている時代である。
変化の時代は、速い動きが出来る弱小企業が有利な時代と言えるのではないだろうか。独自商品を開発できる大きなチャンスの時代であると思う。
つまらん倒産のとばっちりを受けないで済むような、企業体質を作る為には千載一遇の好機である。
彼岸花926
下請け業者に手形支払いをしているかどうかを調べることは至って重要であると思う。
手形システムを採用していることにはいくつかの理由がある。一つは、資金繰りが苦しく現金が無い場合である。二つめは、金はあるのだが、なるべく長いこと金を自分の所に置いて運用益を得る為である(これは現在ほとんど意味がない)。三つめは、金はあるのだが単に昔からの習慣でやっている、ということである。
いずれにしても、手形をもらって喜ぶ下請け業者など世の中には居ないと思う。
推測であるが、現金で支払えるということは、当然繁盛しているからだろう。それは特に全ての業者が良い仕事をしているからだろう。だから更に仕事が増え、下請け業者も益々やる気になる、というプラスの循環に成っているのではないかという事も有るかも知れない・・・・

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