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縮尺1/450、実寸585mmの戦艦武蔵を組み立てた。
勿論、戦争が趣味でもないし、旧海軍の信奉者でもない。単にバラバラな物を完成させてみたいことと、孫に作って見せてやろうと思ってのことである。
今まで特別プラモデルに趣味であるわけでもないが、仕事のことを忘れて指先に神経を集中させて組み立ててゆくのは中々面白いのだ。
さだかではないがボケ防止にもかなり役立つのではないかとも思っている。
前方土曜日の朝から深夜まで掛かって一日で完成させた。
自分でも感心するぐらいの集中力であると思った。
完成と言っても色まで塗るつもりはない。
あくまでも指先で組み立てることが目的である。
組み立てていると、いくつかの疑問を感じた。
一つは、対航空機に対する機関砲が不自然さを感じさせるほど多いこと。
二つ目は、その機関砲に防御壁が無いこと。
三つ目は、こんなに航空機から攻撃されることに神経を使いながら、巨大な大砲を持っていることである。つまり相手は戦艦に対して戦艦は使わないことを明確に意識していることである。
巨砲は戦艦同士が戦うための物であり、航空機による攻撃を想定しているということは、戦うべき戦艦が向かって来ないことを意味している。
要するに目指すべき目的が明確でないし矛盾しているのだ。
多数の機関砲は、巨大な使うことの無い大砲を持った戦艦を、航空機の攻撃から守るために装備されていることになり、何とも変である。
また防御壁のない機関砲を取り付けていると、これもいかにも不自然な感じがした。
機関砲は攻撃してくる航空機を打ち落とす物である。
そうすれば機関砲を撃っている人が戦闘機に狙われるのは当然である。小学生でも分かる自明の理である。
斜めにもかかわらず防御されていないのは、ここでも人の命を考えていないことを示している良い例なのだろう。
それとも精神力が有れば防御壁などいらず勝てると本気で思って設計したのだろうか。
だとしたらあの時代はやっぱり完全に病気であったのだろうことが再確認できる。
巨砲が意味無いことを見抜いていた人も当時この国にはいたはずだ。しかし、結局その意見は受け入れられなかった。
結果は予想通りになった。為す術もなく多くに命を巻き込み撃沈された。
実際にどのような最期であったのか、特別調べていないので分からないが、相手の痛手はほとんど無かったのではなかろうか。
後部たかがプラモデルに過ぎないが、組み立てていると改めていろいろなことが感じられて、その点でも面白かった。
意味のない巨大戦艦の建造は未来の予測の誤りであり、古い価値観に固執した結果である。
今もそれと同じ事が懲りもせずいろいろな場面で繰り返されようとしている。
温暖化対策しかり、新型インフルエンザ対策しかり、経済対策しかり・・・・多分上げたら切りが無いのだろう。
現代で言うと、巨艦巨砲時代から航空戦略時代への変化は、化石エネルギーから自然エネルギーへの切り替わりに相当すると思う。
これを見誤ると大和、武蔵の二の舞になるのだろ。
この国は相変わらず過去の失敗を覆い隠すのに一生懸命で、それを反省し、そこから学び、未来に生かそうという気概は勿論、想像力も全く欠如しているような気がする。つり
ところで実は、この武蔵の前に1/700の大和を作ってあり、孫はいたく気に入ってもらっていた。家に来ると、いつも大和も持ち出して遊んでいた。
その為、大和の置いてある場所に一回り大きい武蔵を突然置いておいたら、どんな反応をするか楽しんでみたかった。
反応は「あれっ・・」と思ったようだが、「ニコ~ッ」としただけで結構冷静だった・・・・




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