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地中断熱をすることから、白アリが気になっている。国産の白アリに加え、アメリカカンザイ白アリなども広がりつつあるようだ。先日、テレビでも伝えていた。
折角家を建てても白アリに入られてしまうと厄介な話になる。
白アリが家の木材を食うことは自然現象の一つであるが、何とも不快なことである。人間は自分にとって迷惑なことは断じて排除してきた。それがつまり今の文明である。
0206夕焼け
自然現象を無視、自分の都合が良いように強引にねじ曲げることが進歩であり、発展であるとしてきた。そんな目から見れば、白アリにより自分の所有する家が食われてしまうことは何とも耐え難いことである。そのため人間は目の敵のように彼らを殺しまくっている。
白アリが地上に誕生したのは人類の誕生よりも大分前だろう。人間が木の住まいを作り始めるずっと前だろう。
人間が住み着く前、そこには全てが森だった。そんな遙か昔から白アリはそこに住み、木を食べていたはずだ。
倒木を白アリが食べることにより自然の循環が加速された。倒木は消え去り、土に戻り、そこにまた新たな命が育っていった。0206クロッカス
今、害虫と言われている白アリは、実は地上の自然循環を行う重要な分担者であったのだ。自然循環の役割を持ちながら生活をしていた白アリの土地に、人類が進出し森を伐採し、家を建てた。その為、白アリは食べるべき倒木が無くなってしまった。当然、白アリは家を食べざるを得なくなってしまった。これが今、白アリが害虫として扱われる経緯であろう。
これは勿論、白アリに家を食べさせてあげなさいと言っているのではない。もし自分の家が食われたらしゃにむに殺虫剤をふっかけるだろう。
白アリが大切な家を食べてしまうのは、自然の営みの一環に過ぎない。地球環境を維持するためのシステムの一部なのだ。
環境共生って何だろうか。簡単にそんな言葉を使って良いのだろうか。環境共生住宅という物があるがどれだけの範囲で共に生きれば共生といえるんだろうか。
自然環境の中に不変な物はない。誕生があって、生があって、死があって、分解があって、次の誕生の養分になり、それが永遠に繰り返されて地球上の生物環境は成り立っている。
それが自然の自然たるゆえんである。それらと共に生きることが、すなわち共生だろう。
それらを考えずして、本来、200年住宅などと簡単に口にすべきではないのではなかろうか。
白アリをいかに殺すかだけしか考えていない現代のやり方で、これからの新しい時代が生まれるのだろうか。
白アリのような分解するシステムを、むしろ社会に取り込み、白アリが食えるプラスチックの開発が有っても良いと思う。
家に於いても白アリが興味を示さない材質と構造をもっと考えるべきではないだろうか。
0206梅2
勿論、家に人が住む以上、エネルギーが無くてはならない。自然と共生するためには、それが太陽エネルギーに置き換えられて行かねばならないのも、これからの必然であると思う。しかし、それだけ考えれば済む話ではないのだと思う。
当然、白アリのことだけを考えれば済むわけでなく、共生と言いながら白アリのことすら考えていない在り方で、本当の共生には到達できないのではないかと考えてしまう。
その他にも、気がついていないが、考えねばならない事が沢山あるのだろう。
本当に真剣に住まいを考えることは、何とも難し事である。
とても答えなど出そうにもない、が、いずれにしても答えは出さねばならない。
理想的な家って何なのだろうか。どうあらねばならないのだろうか。
自然素材で作ればそれで済む話でもないような気がする。
今後も追求して行きたいと思う。
次の休みには改めて蟻道が無いかどうか家の周りを点検してみるつもりである。



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