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一回目の新築は大いに失敗したわけだが、その失敗作に二階を上げた時には、それまでの経験から自分なりにチャレンジをしてみた。これは随分多くのことを学ぶことが出来たと思っている。
0303白クリス二階増築に当たって考えたことは、
(その1)壁、天井、床のすべての仕上げは止めた。最初の新築では、サンプル帳の小さな端切れから、分かったような顔をして悩んで選んだのだが、そんなにまでして決めるだけの価値があるのかと感じていた。住む前にいくら想像したところで、本当に全体をイメージするなどどうせできっこないんだなと思った。それなら、いっそのこと住んでから決める方がよっぽど合理的だと思った。
(その2)ちっぽけな家で生活パターンを決めつけてしまうような間取りなど考えても余り意味がないと感じていた。
二階は階段スペースとそれを挟むように二部屋を作った。勿論、内装仕上げは一切無し、ドアも無し、収納スペースも無しの、至ってシンプルな単なる箱を作った。
これらの新たな経験により、家というのはこれでも何とかなる物だという体験をした。つまり「住めば都」である。完成された家という「物」が、生きて行く価値を決めるのではないことを体験できた。
0302梅花生きて行くために、雨露をしのげ、安全とプライバシーを確保できる空間は必ず必要である。しかし、極端に言えばその空間さえあれば(生活を支えるエネルギーも絶対必要)、その中で楽しく意義のある生き方はできるし、工夫する楽しさを得ることも出来る事も学んだ。

既存のマンションでも、戸建ての建て売りでも、人は楽しく有意義な人生を送ることが出来る。自分が一生懸命いくら間取りを考えたとしても、だからといって、必ずしもそれですばらしい人生が得られるとは限らない。楽しい家庭生活が出来るとも限らない。
住む前に、余り細かいことに頭を巡らしたところで、所詮、貧弱な想像力に過ぎず、新しい家に住んでからの実生活の全て想像出来るわけもない。
0303紫クリスマス欧米式の独立した間取りがあたかも正解かの様に考えられているが、個別という概念のない日本の家の方が、ある意味で多くの夢と可能性があるように見ることも出来る。
勿論、現代に於いて障子で区切られただけの田の字の家は極端であり、そのままでは通用しないが、住んでからの自由度は個室方式よりも遙かに大きいことには間違いない。
この国が生み出した自由度の大きな文化も再考すべきではないだろうか。
そんな訳で二軒目を考えた時、先ずは大きな空間を作りたいと思った。
ある程度の大きな空間さえあれば、住んでから考えた方が楽しい家になると思った。

仕上げも何も無い二階を増築して、その後、予定通り収納スペースを作ったり、ドアも作った。作り付けの二段ベットも作った。
しかし、壁やドアなどの仕上げはついにしなかった。
そこは子供達のキャンバスと化したからだ。勿論、仕上げがしてある一階の壁は全て描いてはならないとし、メリハリを付けさせたのは当然である。

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