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先回、良い家を得るためには新築ばかりでなく、熱環境改善リフォームも必要だろうと言うことを書いた。山吹桜
家の形という視点から見ると、古い家は壊して新しいイメージの家に建て替えた方がよい事になりそうだが、ことエネルギーという視点から見ると必ずしも建て替えれば済むと割り切れる話ではない。確かに、全て無くしてゼロから設計し直した方が簡単かどうかは分からないが、やり安いことは事実だと思う。しかし、エネルギーに関する物事の全ては社会のトータルとして見るべきことであり、最小CO2排出量で済ますための社会を見据えた上で方向を考えるべきである。
新築だろうがリフォームだろうが、いずれにしてもこれからはエネルギーを自前することが最大のテーマに成ることは避けられないだろう。
その中でも先ずは熱エネルギーの自前を考えるべきである。
熱エネルギーは暖房用、給湯用、炊事用などがあるが、先ず暖房用のエネルギーを考えてみる。
暖房とは暖房機器によって必要なだけ熱を出させればそれで完結と思われている。
それは今でもほとんど変わっていない。その為いまだに暖房とは何かという本質が理解されず、CO2削減対策も理解されていないのである。桜川
暖房機器メーカーは何とか一台でも多く売らなければならないので仕方のないことであるが、「何畳用」などという表記を機器選択の基準にしてきた為に、熱のことが理解されない一因に成っている。
「何畳用」という基準は簡便であるためにいまだに採用されているが、これはまだ住宅に断熱材が使われていない時代の名残でもある。
例えば「8畳用」というように表記された暖房機器とは、8畳の広さの部屋(おおよそ、3.6m×3.6m×2.5mの体積)の室温を18~20℃の温度に保てる熱を出せる物ということである(それがどんな断熱特性の家でも)。
ここで8畳を18~20℃に保つために必要な熱量はどうやって決まるか考えてみたい。
ご存知のように、お茶碗に入れてある熱いお湯は、時間が経つと冷めてしまう。お風呂も放っておけば冷めて水風呂になってしまう。この様に、熱は放っておけばだんだん低くなってしまい、仕舞いには冷たくなってしまう。
この様に熱も水と同じように高い所から必ず低い所に流れて行くものである。そして水と同じように流れる所の条件により早かったり遅かったり、多かったり少なかったりする。
暖房の時の周りの温度とは冬の外気温度である。例えば0℃である。これよりも高い温度の物が0℃にさらされると、熱を供給していない限り時間の差は出るが、どんな物でも必ず0℃に成ってしまう。寒い冬の日に暖房器が故障した時、部屋がどんどん冷えて行くのはこの為である。
熱が壁や天井や床や窓ガラスやサッシなどあらゆる面を通して外に逃げていってしまうためである。花ニラ
暖房した部屋が寒くならないのは、この逃げた熱の分を暖房機器が放出する熱によって常に補っているからである。
暖房とは部屋から逃げた分の熱を補い、暖かいと感じる一定温度に保つことである。
つまり暖房機器とは「逃げて行く熱の分」だけ熱を出す機器ということになる。
この「逃げて行く熱の分」を少なくする為には家全体としての断熱性能を高めてやる必要がある。
これがよい住まいを作るための一つの条件であり、エネルギーを自前するためにやらなければならない最低限の一つある。
つまり、良い住まいを作るためには先ずエネルギーの流れを理解し、次に使用するエネルギーの低減を謀らねばならない
しかし、良い住まいを作るのに断熱さえしっかり入れれば無論それでよいわけではない。
結果的に多く入れた方が良い場合が多いが、思考のスタートは一年を通して使用するエネルギーの低減を考えることである。
四季の変化を利用する仕組みを考えることである。

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