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1975年、31才の時に日本太陽エネルギー学会に入会してから34年、やっと電気自動車元年になり、太陽電池もハウスメーカーの屋根に常備されるようになってきた。
当時の学会誌を見ると太陽熱集熱器がメインであり、1976年の6号目でやっと「太陽電池の開発について」が述べられている。当時の生産量は年産2Kw程度だったと記されているのを見ると隔世の感がある。616廟柳
太陽電池が今後のエネルギー社会の主役に成ることは間違いないだろう。
太陽からの膨大で無限に近い電磁波を、人間が使いやすい電気エネルギーに変換してくれるからである。勿論、CO2の発生はゼロである。
太陽電池はこれからの住まいのエネルギー源として本命の一つであり、新築時に太陽電池を取り付けることは常識しなければならないと思う。

しかし、いくら太陽からただで来ているエネルギーとはいえ、電気エネルギーは貴重なエネルギーであることには変わりがないし、無駄使いは許されない。
太陽電池から電気をもたらしてくれるのは、太陽エネルギーの内の光エネルギーである。
ご存知な様に太陽エネルギーは光のエネルギーと同時に熱のエネルギーも運んで来てくれている。
当然それも徹底的に利用すべきである。
現在のエネルギー事情は火力発電、原子力発電、水力発電、それにごくわずかな太陽エネルギーによる発電と地熱発電、灯油、ガスなどで供給されている。
これからの社会のエネルギー源は、勿論太陽エネルギーになる。それしか無いからだ。

太陽エネルギーの時代になると、最終的には地球規模の電力融通のネットワークが必ず必要になるだろう。
地球の半分は必ず夜だからである。
光ファイバーにより地球規模の情報ネットワークができたように、近い将来に超伝導電線による電気エネルギーの地球ネットワークができるのだろう。
勿論現在に於いても電力ネットワークはあるが、それは大規模発電所から個々の家庭に配るためのものであり、これから必要なネットワークは個々が発電所であり、同時に消費者である為のネットワークである。

616紫陽花地球には休むことなく太陽エネルギーが供給されているのだが、気ままな雲のシャッターが閉じたり開いたりするため、その度に到達エネルギー量が変動してしまう。その為、どこの場所でもコンスタントにエネルギーを得ることは出来ない(これが欠点のようによく言われるが、今までのように化石エネルギーを必要なだけいつでも買って来られるという視点から見れば欠点のように見えるが、視点を変えれば特別欠点ではない。単にシステム構成の問題である)。
今までの買うエネルギーでは、いつでも金を出せば必要なだけ買えるので、こういうことは当然起こらない。エネルギーとは自分が買うか買わないかの話であって、他人が必要としているエネルギーのことまで考える必要がなかった。
風力なども含めた太陽エネルギーの時代になると、エネルギーという物は「他に融通するもの、他から融通されるもの」という新しい概念が必要に成らざるを得ない。
雲が無く晴れている地域や風が吹いている地域からエネルギーを融通してもらわないと、太陽エネルギーの社会は成り立たない。つまり、エネルギーを融通しあう助け合いの気持ちが絶対的に必要になってくる。

これからの家は、先ずは徹底的に買うエネルギーを使用しないで快適に過ごせる家を設計することが不可欠である。
太陽エネルギーの社会とは太陽電池だけを利用すれば良いわけではない。
太陽からの熱エネルギーの利用無くして太陽エネルギーの社会は訪れないだろう。
特に暖房用熱エネルギー、給湯用熱エネルギー、調理用熱エネルギーの全てとは当面行かないまでも、必要な全ての熱エネルギーは太陽熱に置き換える努力はするべきであろう。
成せば成る、成さねばならぬ何事も、である。
つまり太陽電池を屋根に載せる必要はあるが、載せさえすればそれでソーラーハウスになるわけではないし、それだけで未来に対応できる家になるわけではない。
いま作らねばならない「良い家」とは、太陽熱エネルギーを最大限利用できるように工夫された家のことであると思う。616アヤメ
生活の熱エネルギーを出来るだけ自前することを目標にデザインされた家のことである。
「良い家」とは、これから訪れるエネルギーを融通しあう社会に通用する工夫の一歩が印された家であろう。
エネルギーを自前する為には、先ず、エネルギー消費の徹底的に少なくした家を設計せねばならない。

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izena社長 前田誠一

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