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ハイブリッド車の静寂性が問題になっている。
車が近づいたことに気が付かなくて危険だということだ。今までエンジンの音が聞こえたために、車が来たことに気が付いたが、ハイブリッド車は静か過ぎて危険だというものだ。
まるで車が近づいたことを歩行者の方が気が付き、歩行者の方が避けるべきだと言わんばかりの論理だ。苔
この議論はおかしい。正に本末転倒である。
先ず、一般的な常識として静かであることが悪いなどということはあり得ない。
今まで(今も)大きな騒音を出している車をなぜ常識の基準にするのだ。
そんな偉そうなことを言う私も、特にうるさい車に乗っていた。当然、私の車が近づけば歩行者は黙って避けてくれた。
勿論それが当然だと思っていた、がプリウスに乗るようになってから、その静かさを得るためには、今までの自分の価値観を変えるべきだという事に気が付いた。
だいたい車は大きな騒音を出す物であり、その音で歩行者が自主的に避けろ、などということが常識的な基準であるなど誰が決めたんだろうか。
議論としてはもっともらしく聞こえるが、静かであることが問題であるなどと言う議論など成り立つ訳がない。
人間は初めからこんなに騒音のうるさい社会を作ってはいない。
人類の歴史はホモサピエンスがアフリカから広がり始めてから五万年といわれているが、こんなにうるさい社会になったのは、たったこの何十年でしかない。
人類は便利さという麻薬を買うために静寂を売り渡したのだ。紫蛍袋
以前、旧東海道、赤坂宿の大橋屋さんという旅籠に泊まったことがある。確か、1715~6年の建物ということであったが、夜中に時たま通る車の騒音の大きさに度々目を覚まさせられた。静寂の中に突然車が通ると、改めてその騒音の大きさにびっくりさせられた。

7月16日の朝日新聞に「ハイブリッド車に発音装置検討」「静かすぎて、気づかない」という記事が載った。
某大学教授のコメントの中で、「視覚障害者が杖を折られたり、足を踏まれたりする事故が起きている。
高齢者や子供も音が有れば危険に気づく」と言っていた。
しかし、これは音がしない問題ではなく、単に運転者自身が車の変化を理解せず、鈍感で注意力が無かったに過ぎないことである。
騒音の出る車から、今までの常識に反した、騒音が非常に少ない車が出たのだから、今までの常識を変えるのは当然だと思う。
騒音の車を運転していた運転者は、そのままの常識でハイブリッド車を運転すること自体違うと思うのだが、運転者の常識と態度をどう変えなければならないかについては何も言っていない。
ハイブリッド車からわざわざ何らかの音を出すということは、車が近づいた時に運転者は今まで通り自分は何も注意力を変化させず、椅子に座ったまま歩行者、車椅子、自転車などを排除しようという発想である。もし音を出して人を排除することが正論なら、自転車も音を出させるべきではないだろうか。
自転車に乗っている時、前の人が気が付かなければ声を掛けるのが当たり前である。「すみません!」と一声掛ければそれで済む話である。キキョウ
車だから相変わらず椅子にぶっつわって歩行者が気が付くべきだという発想は至っておかしい。
車に乗ると何でそんなに偉くなるんだろうか。もし歩行者が気が付かなければ、通り過ぎ、危険が無くなるまで待てば良いではないか。道路法規にも書いて有る通り、歩行者が最優先なのである。だったら椅子にぶっつわって「どけよ!」みたいな態度ではなく、窓を開けて「すみません!」と一言いえば良いのだと思う。
今まで通り「車は音を出す物なんだ」と居直るような考え方をする前に社会の基本を見直すべき時代である。
これから本番になる電気自動車や燃料電池車は、ハイブリッド車が持っているエンジンは無い。ますます車から迷惑な騒音は無くなる。
これはもう「車という物は音が出ない物」という定義をすべきであり、静かな社会が訪れるだろう。
車の存在に対する社会の意識革命が必要である。特に運転者の意識革命が重要となる。
音を出せば済むのだなどと安易に考えるべきではない。
今まで通りの運転がしたいのなら、うるさいだけのエンジン音が必要だと思うのならハイブリッド車など買わなければよい。




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