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1957年に人工衛星が打ち上げられてから太陽電池に興味を持つようになり、1975年に太陽エネルギー学会に入会、1994年、自宅に5Kwの太陽電池を取り付けた。
太陽電池は人類の未来にとって最も重要なシステムの一つであることは間違いない、というより人類の運命を決めるシステムであると思う。814トンボ
最近、エコ住宅ということで屋根中に太陽電池を載せた住宅が増えてきた。
また、燃料電池と称して宣伝がかなり行われている。
これらが一般住宅に入り込むなどということは、本当に時代が変わったと思う。まさに隔世の感がある。
これからの住まいを考える上で、太陽電池も燃料電池も最も注目すべき重要な設備である。
しかし、太陽電池を載せれば、それでCO2問題、環境問題が全て解決するわけではない。
現在宣伝している燃料電池を取り付けさえすればそれで済むわけではない。
ましてや「省エネ家電」と称する家電に買い換えればそれで旨く収まるわけではない。
屋根に太陽電池を載せ、エコハウスなどという付け焼き刃的な発想では、快適な環境は訪れないと思うし、住宅業界のビジョンが見えてこない様に感じる。
家その物の形の変化が見えないからだ。今の家はどこもほとんど相変わらずであるように見えるからだ。
太陽電池や省エネ家電、燃料電池(注----今、家庭用として宣伝されている燃料電池は本来求められている燃料電池のシステムではない。いわゆる都市ガスから水素を分離して使用しているのであり、本来、水を分解して取り出した水素とは違う。水を分解し水素を取り出した残りは酸素であるが、炭素と水素と酸素で構成されている都市ガスを分解して水素を取り出すと、残りは炭素Cと酸素Oであり二酸化炭素CO2が当然発生する。そのことは意図的にほとんど述べられていない様に思える。しかし、バイオから作られるアルコールから水素を取り出す燃料電池システムは環境に優しいシステムであると言えるだろう)等を取り入れるという発想は、多少の補助金もあることだし、至って安易な発想に見えるのは私だけなのだろうか。
814花1住宅業界は、その前にもっとしなければならないことを忘れては居ないだろうか。
肝心の家その物は今まで通り何も改善させることなく(多少断熱性能は良くなった程度)、太陽電池や省エネ家電、CO2を排出する燃料電池などを設置することでお茶を濁しているだけではないのだろうか。
社会の中における電気エネルギーの重要さを考えた時、これからの個人住宅はどう有らねばならないのか、本気で住宅関係者は考えて居るんだろうか。
買うエネルギーではなく、出来るだけ自前するエネルギー(太陽エネルギー)にして、生活からのCO2排出を出来るだけ少なくするという意気込みがほとんど見られないし、感じられない。
私達が比較的簡単に使える太陽エネルギーは、ご存知な様に熱エネルギーと光(照明)エネルギーが有る。
太陽電池は、勿論、光エネルギーを電気に変換する物であり、それを取り付けさえすれば太陽エネルギーを利用したことになる事は間違いないのだが、何とも安易に見えるのである。太陽電池は住宅とは関係のないメーカーが努力をして作り上げた物に過ぎない。それを今までの住宅に単に載せるだけで住宅業界は何も努力しないで良いのだろうか。
住宅関係者としてのプライドはどうなって居るんだろうか。
現在、太陽電池は、あたかも個人の物であるかのような立場に位置づけられているが、本当にそうなんだろうか。それで良いのだろうか。
来るべき社会でそれが成り立つのだろうか。多分、否!である。
太陽電池は日本社会のインフラである。基本的には個人が設置すれば済む物ではない。
何故なら、電気が売れるシステムに成っているということは、既に太陽電池で作られた電気エネルギーが社会性を持っているということである。
少なくとも私の自宅で発電し、買電された分は他の家庭で消費されたのであり、その分、化石燃料の使用が少なくなったことを意味する。
それは取りも直さず石油の輸入量が減ることであり、国家予算、つまり税金の支出が減ることである。
にもかかわらず、太陽電池を屋根に載せようという時、ペイするかしないかなどとトンチンカンな議論が相変わらず知ったかぶりをした顔で行われているのは、何とも耐え難いことである。814苔1
太陽電池の社会を成り立たせるためには、出来るだけ太陽電池に頼らなくてもCO2の発生量が少なく、快適な生活が出来る住まいを作ることが先ずさきにやるべき事である。
その努力無しに太陽エネルギーで快適に過ごせる社会を作ることは出来ないと思う。
住宅業界が今やらなければならないことは、バカでも出来る太陽電池を屋根に載せることなどではないと思う。
住まいに降り注ぐ太陽熱エネルギーをとことん制御し、利用する住まいの設計に全力投球すべきである。
先ずは、出来るだけ電気エネルギーに頼らない住まいと街を作るべきである。
それが出来て初めて太陽電池の存在が意味を持つようになるのではないだろうか。
電機業界が作った太陽電池を設置することでエコハウスなどとお茶を濁して居ては、住宅関係者として名折れではないだろうか・・・・

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