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2010/5/1
5月1日は私の誕生日である。昭和19年の敗戦色の濃いまっただ中、千葉県の市川で生まれた。近くの国府台に高射砲部隊があり、その砲弾の破片(と母は言っていた)が屋根にバラバラと落ち、その度にギャーギャー泣いていたそうだ。それからもう66年が過ぎ去った。誕生日は殆どいつも旅先であり、自宅で過ごした記憶は少ない。車窓1
天気は勿論快晴。妻は昨日から体力の消耗を押さえるため出来るだけ寝るようにしていた為か、汗もかき、熱も下がり大分回復しているようだった。そうは言っても年のことも考え、予定変更通り列車で深浦まで行くことにした。
ホテルでトレンクルを箱から出し、自作の輪行袋に入れ、箱は予定通り能代宅急便センターに送った。実は輪行袋は途中で走れなくなった時のことを考えて常に携行している。しかし使うのは久し振りである。
鰺ヶ沢駅までホテルのバスで送ってもらった。
CO2の事を考えると本来トレンクルで走るべきなのだが、便利で楽な方を選ぶと、バスを動かすことになり、どうしてもCO2の発生を招いてしまう。車窓2
便利で楽=石油エネルギーの消費=CO2排出=現代経済社会、という構図なのである。
自転車は確かに走っている時はCO2を出さないが、その行動を支えるためには多大のCO2が排出されてしまうということも忘れてはならない。
今の社会はそういう仕組みになっている。
鰺ヶ沢駅を10:56発に乗り、深浦には11:57に着いてしまった。
その間1時間にわたって日本海の景色を堪能したのだが、海岸に打ち寄せられたゴミの景色も同時に堪能させられた。
海水に浮かぶゴミはこの様に打ち上げられて見えるのだが、浮かばないゴミはどれだけ海底に沈んで居るんだろうか?
また海水に溶け込んでしまった物はどれほど有るんだろうか、PCBにしても農薬にしても自然界に漏れた物は最後は海にたどり着き、薄められて人の五感からは消えてしまう。灯台しかし、消えたんじゃなくて見えないところに堆積されただけだ。これは可成り恐ろしい事のように思えるなだが、取り越し苦労なんだろうか。

深浦で降りトレンクルを組み立て4キロぐらい先のペンション深浦へ向かった。
途中で昼食を取ったり、珈琲を飲んだりとゆっくりしたのだが、チェックイン時間より大分早く着いてしまった。
荷物を置かせてもらい、空荷のトレンクルで深浦文学館(建物は太宰治が泊まった秋田屋旅館を改築したもの)や円覚寺(807年に坂上田村麻呂が東夷東征の際に拠点とした場所が始まりらしい由緒ある寺らしい)をブラブラと見て回った。車窓3
ペンションに戻り一番風呂を頂いた。
一番風呂は意図的にいつもそうなるようにしている。風呂のことは前にも書いたが、至って非常識な輩が多く、旅の思い出を大いに損なうことが多々あるためである。
勿論一番風呂に入るからには、その後入る人達の気分を損なわないように十分な配慮をすることは当然である。人が見ていないからといって勝手は許されない。
日本海に落ちる絶品の夕日を見ながら、食べきれない海の幸とビールは至福の時であった。
速度を増しながら水平線に沈んでゆく夕日を見ていると、何時でも、この巨大な球体である地球がゴーゴーと音を立てながら自転しているのを感じられる様な気がする。夕日2
夕日が沈む時が唯一、地球の自転を人間が感じることが出来る時のように思う。
そうして目をつむると太陽の周りを回っている地球が鳥瞰図のように見えてくる。
その中で日本がまさに陰の時間に入って行く様が、目の前の夕日が水平線に沈んで行く光景につながってゆく様に思えるのだ。
夕日が沈み窓の外には陰が訪れ、食事をしている人達の姿が窓ガラスに映り始めると夕食の時間も終わりである。後は今日のことを思い出しながら日記を書いて寝るだけである。明日の体力のために早寝が鉄則であるが、慣れない場所では何時もなかなか寝付けないのが常である。

次回に続く

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