上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


太陽a
今回の核分裂熱発電所事故は、どんな理由を付けようが完全なる人災である。
先ずは、手を出してはいけない核分裂技術に手を出した人災。
廃棄処理が出来ない事が分かっているのに推し進めた人災。
地震や津波を舐めて掛かり、過去の超地震国である実情を本気で調べなかった人災。
想定外の状況が生じた時、手が付けられない(今回これを見事に証明している)事が分かっているのに推し進めた人災、等々完全なる人災である。
大きな津波が来ないと判断したこと自体が物事を甘く見ている結果である。
本当に真剣に考えていなかった結果である。
これらは何れも結果論ではない。
何故なら、私の仙台の友人は地震の専門家でも、ましてや津波の専門家でもない単なる素人なのだが、但し不明な物があると徹底的に調べないと気が済まない性格である。
その彼に、去年に会った時、869年の貞観地震の時の津波が、5~6キロ内陸まで来たこと、そこに津波被害を後世の戒めとするために建立された波分神社があり、そこに行ってきたことも話してくれた。
そうしたら311が起こった。
この事実は、実は誰でもちょっと真剣に考えれば、今回の津波の予測は出来たことを意味している。
政治と役所と電力会社と核分裂熱発電業界は単に物事を真剣に考えなかったのであり、考える事に気が付かなかったのである。
気が付かない事が起こるののだから、核分裂熱発電など初めから採用するべきではないのである。

アクアレイヤー床暖房の深夜電力利用に付いての質問を受けた時、こう答えていた「現在に於いて、同じ条件で暖房をするのに、深夜電力を利用した方がランニングコストはガスや灯油より安くなります。しかし、深夜電力は核分裂熱発電所が止められない為に作られている電気です。必要無い時間帯に作られている電気だから安いんです。但し、核分裂熱発電所は反対です。何故なら、一旦事故が起これば人間の手に負えない技術だからです。そんな技術を人間が扱ったてはならないと思うからです。ジャンボが落ちても多くの人の命が失われ、多くの悲しみが生み出されます。でも事故としては一過性です。しかし、核分裂熱発電所の事故は明らかに違います。だから反対です」と、言い続けてきた(しかし、もっともっと力を入れるべきだった)。
私は勿論、核技術の専門家などではない。核分裂の原理ぐらいは多少知っているが、その技術に於いて殆ど何も知らないに等しい。
しかし、一旦事故が起これば取り返しの付かないことぐらいは分かっている。今まで生きてきて、人間に「完全」なんてことが存在しないことぐらいは分かっているからだ。
技術屋の端くれとして、どんな簡単なシステムでも完全な図面なんか書けないことは、分かっているからだ。
何らかの設計をしたことのある人なら誰でも気が付いていることであると思う。

分かっていたこととは言え、人間が扱える技術には限界があることを、今回の核分裂熱発電所の事故が改めて多くの人に示してくれたのだと思う。
日経サイエンスの2012/02号に「迫る巨大地震・最悪のシナリオは何か」が特集されている。地震と津波に関する最新の見解である。
これは現在ある全ての核分裂熱発電所が作られた時には認識されていなかったことであろう。
これを見たら誰がこの国に核分裂熱発電所を作ろうとするだろうかと思った。
にもかかわらず、ストレステストをしたら安全であったと語っているのは、どういうレベルの人間なんだろうか・・・・
何れにしても、超地震国というだけで核分裂熱発電所を作るなどということは全く論外のことであり、馬鹿げたことだと思うのだが・・・・

四回連載 終了

プロフィール

izena社長 前田誠一

Author:izena社長 前田誠一
FC2ブログへようこそ!

ブログ全記事表示

カテゴリー

リンク

人気BLOGランキング

ランキング人気 20070719115222.gif にほんブログ村 環境ブログへ

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。