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私より3歳若いK氏は、今、透析を一日おきにやらねばならない生活をしている。K氏は私が床暖房業界に入った時に工事を担当してもらった電気工事会社の社長であり、現場に於ける電気工事について多くの事を教えていただいた先生でもある。
まあ簡単に言えば、町場の電気工事屋のおやじである。
彼は311が起こっても直接被害を意識できなかった為か、殆ど興味を示さず、むしろ「騒ぎすぎだ!」とさえ言っていた。
そんな彼が突然、反原発に変わった。
科学雑誌ニュートンの原発特集を読み、原発とは何か、原発の事故とは何か、放射線とは何かなどを知った為と言った。
特に核廃棄物を処理する手段が無いのに推し進めるとは全く理解できないし、全く論外と感じたらしい。
にもかかわらず、学校で原発のことを教えないとはどういう事なんだ、と非常に怒っていた。
このことは、普通の人は原発の真実を知れば「こんな物を作ってはいけない」という風に考えて行くことの良い実例であると思う。
学校教育が原発の事を正しく教えてこなかったことは、文部科学省などが安全神話教育にすり替えたかったからであろう。
正に国策に基づいてわざと間違った知識を植え付けてきた結果である。まんまとやられた・・・・
大本営が嘘を発表し、それにマスコミが迎合し、世論を洗脳していったのと、この国は未だに何も変わっていないように見える。
しかし、原発の正しい知識さえ得ることができれば、間違いなく人は変わりうるのだという事に確信を持てたように思う。
前回6月28日のブログ「子供騙しな論理で子供も騙せない原発村民論理」で書いたように、殆ど知識を持っていない為、曖昧に「原発は有っても良いと思う」と発言していた子供達にイライラさせられたが、きちんと知識を得た後の状況は打って変わり、4人ともきっぱりと原発はなくても良いと発言した。
この番組に参加し、原発は必要なんだという大人の専門家は、多分、こんなに恥をかいたことはなかっただろう。
中学生4人を納得させられなかったのだから・・・・
しかし、今は、自分の考え方などたかが子供なんかに分かる訳がない、と居直っているんだろうが・・・・
勿論これは恥をかかす為に子供達が作為を持って発言した訳ではなく、きちんとした知識を持った後の人間としての至って常識的な判断による発言である。

原発推進派と簡単に言うが、そこにはいくつかのグループがあると思う。
一つは原発の危険性を知りながら、詰まりかなりハイレベルな知識を持ちながら、たまたま入ってしまった職業柄、反対すると自分の首を絞めることになり、食えなくなる恐怖から黙々と原発を推進したい人達。
知っていて作っちゃうんだから最も始末が悪い。
二つ目は、きちんとした知識を持っていない為、本当は判断出来ないのだが、そのことに気が付かず意見を言っている人達である。
詰まり、原発の必要、不必要を考えるに当たり、今日の昼飯はカレーにしようか、カツ丼にしようかと考える事との違いが余り理解出来ないで居るグループが有るのではないかと感じている。
勿論、この中に何はともあれ現状を変えることに生理的に反対するグループと、自分だけの現状さえ良ければよく、子供や孫の時代に想像力が働かず、どうなってもそんなことは関係ないと考えているグループも含まれる。
しかし、最初のグループは兎も角、二番目のグループは正確な知識がきちんと与えられれば、私の友人のK氏が180度変わったように、電話相談室の子供達全員が変わったように、大部分の人は原発は必要ないという考え方に変わる潜在能力を持っていると思う。
もっとも、我々が選んであげた為に国会議事堂に入れたにも関わらず、「核技術とは何か」「核の安全とは何か」などまともに考えもせず、考えられず、軽い乗りで「責任を持ちます」と言ったり、挙げ句の果てに何処に向かって「政治生命をかけます」と言っているのか分からない第三番目のグループが有るとも思える。これがかなり始末が悪いグループかもしれない。
もっと始末が悪いのは、誰もが選んでなんかはいないのに、勝手に推進しようという税金給料組グループなのかもしれない。
もう一つ、交付金や補助金や税収などで食っている自治体に属している人達も一つのグループと考えて良いだろう。
金さえあれば、良い人生と言いたいのだろうが、それだけでは何ともお粗末な気がするが・・・・

子供電話相談室の四人の子供達の最後に行き付いた発言をまとめてみると以下の様になる。
きょうちゃん、「最初は分からなかったけれど、色々聞くと、問題が起こったのは原発が有ったからであり、無ければおこらなかった。起こらないようにする為には原発はいらない。」
ももちゃん、「最初は有った方が良いと思っていたが、みんなが協力すれば電力は困らないだろうし、放射能とか原発があると心配になるので、原発などいらない。」
かいと、「色々と聞いてオイルショックもみんなで乗り越えたので、今回も乗り越えられる。みんなが節電すれば電力も余る。だから原発はいらない。」
みずき、「原発を動かして楽しても、核廃棄物を地下に埋めて地下水に混じってしまうようなことが起こるのだったら、楽して危険性を高めるのだったら、みんなで協力して、危険じゃない状態を作った方が断然良い、だから原発はいらない。」
全て至って常識的な正解だと思う。http://podcast.tbsradio.jp/kodomoreal/files/20120624_after1.mp3

今日7月10日のNHK世論調査で、「2030年に於ける原発の割合」について、0%が34%、15%が40%、20~25%が12%、(RDDで調査)という結果が発表されていた。
何を根拠に15%とか20~25%を選んだのか聞いて見たいが、要するに、原発反対が34%で原発賛成が52%という結果である。
原発産業に携わっているなら兎も角、一般の人となると何でこの数字を選んだのだろうか・・・・原発の割合を判断する前に、先ずは、K氏や電話相談室の子供達、15歳の藤波心さんにご教授願ってもらいたいものである。
人間は生物界で最も「脳みそ」が発達してる生物であるが、その脳みそに知識を入れなければ単なる「みそ」に過ぎない。
しかし、そこに正確な知識を入れさえすれば「脳みそ」として、人間を含んだ全ての生物達が存在させてもらっている環境に貢献することが出来る。
どうやって正確な知識を持つかが勝負である。(本当は教育なんだけどね・・・・)
現状を見ていると、少なくともこの国ではそれが全く当てにならない・・・・どうしましょうかね・・・・・

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