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2012/09/21朝日新聞/原子力の専門家「原発は安心」半減23.2% 学会調査、という記事が載った。
まだ「原発は安心」という専門家が23.2%のいるらしい。
1400人の内、23.2%、320~330 人ぐらいの原発の専門家が「原発は安心」と言っている。
「どちらとも言えない」が20.6%で合計で半分近くの原発専門家が原発を否定していないと取れる。
原発推進の専門家というから、みな技術屋なんだろう。
原発技術とその他の技術との絶対的に違いは、原発は「絶対安心」と「絶対」が付く必要があるが、その他の技術は「安心」で済ませられるということだと思う。
世の中で放射能廃棄物を出すのは原発だけであり、放射能は生物にとっての天敵の様な物であるから「絶対」に排出してはいけない物である。
だから「絶対安全」「絶対安心」が求められる。
その証拠に自民党と官僚と電力業界は出来もしないことが分かっていながら、絶対安全という安全神話を盛んに宣伝し、全ての国民を欺し続けたのだ。
技術という物は人間が行っている以上、失敗を繰り返すことにより、より進化して行くと言われているし、現にそうである。
私もささやかな経験上、絶対にそう思う(それは単なる能力不足かもしれないが・・・)。
飛行機だって今に至るまでには沢山の犠牲を払ってきたので、今は中々落ちない。
しかし、飛行機は更に進化し絶対に落ちない物が出来るかというと、「そうだ」と言える人は居ないだろう。
人間がやる以上完全はないからだ。
原発は311を見ての通り、失敗しながら進化するなどと悠長なことを言ってられない技術であることが改めて明確に成った。
原発だけが唯一、失敗は許されないシステムなのである。
人類が大量に放射能を排出する事を始めてから、70年ぐらいしか経過していない為、長期間にわたり恒常的に遺伝子が傷つけられた場合、放射能の影響が実はどうなのか誰も分かっていないからだ。
これが原発を作ってはいけない大きな一つの理由である。(但し、技術を進歩させ、国力を高める為には、人口の1%や2%の犠牲など国全体から見れば大した問題ではないし、放射能の影響など些細なことであると言うのであれば、今の原発を推し進めることは何も問題が無くなってしまうが・・・)
もう一つの問題は、原発は生まれてから埋葬されるまでどれだけ金が掛かるかも分からないことだ。
いま出されている事故を処理する為の金額は、何とか事故を小さく見せる為の嘘の金額だろう(日常ありふれたこととして行われている役所の常套手段なのであろう)。
何故なら、国が弾き出した公共事業予算で、それにまともに収まった物は無いからだ。
先ずはそれを見通せる優れた頭脳が無いのであろうが、当面はわざと安く見せておき、注目度を下げ、目立たないようにして、次の年度で不足分を追加しようという姑息な方法を取ることが常識化しているんじゃないだろうか。
役所の仕事のやりかたとは所詮そのようパターンであり、原発も当然おなじである。
しかし、原発は他の公共事業に比べて桁違いに金額が大きい。
原発を推進することは、兵站も考えずに戦争に突入していった状況に酷似している。相変わらず何の反省もない。

前置きが長すぎたが、この「安心」と言っている技術屋さんに、どうして「安心」と言えるのか聞いてみたい。
世界でも最も地殻が不安定な場所で核廃棄物はどのように安心して処理が出来るのか? どんな安全対策を施して設計をしておけば、想定できないどんな天変地異にも「絶対」安全に対応できるのか? 

また、「一方、「今後も原発の安全確保は可能か」は8割以上が肯定、「原発は人類の未来を危険にさらすか」は約7割が否定した。」とあるが、そう答えた理由が知りたい。
「原発の安全確保は可能」「人類の未来に危険を曝さない」という人は「自分の仕事が無くなるから」以外の理由があるんだろうか。
あるのなら是非その理由が知りたい。

2012/09/21朝日新聞
原子力の専門家「原発は安心」半減23% 学会調査
 原子力推進の専門家集団、日本原子力学会(野村茂雄会長、約7千人)の会員の間で、原発への安心感や安全確保に対する信頼感が大きく落ち込んでいることが、学会の意識調査で明らかになった。分析した土田昭司・関西大教授(社会心理学)は、東京電力福島第一原発事故で自信を失ったとみている。広島県東広島市で開かれている学会で20日、発表された。
 調査は2007年から毎年続けられている。事故の影響を探ろうと、昨年1~2月と今年1~2月の調査を比べた。会員名簿から無作為で選んだ1400人にアンケートを郵送した。
 「原発の利用について安心か不安か」の問いでは、「安心」と答えたのが51.1%から23.2%に半減。「どちらともいえない」が7.4%から20.6%に増えた。「原子力に携わる人たちの安全確保に対する意識や努力を信頼している」という意見を「納得できる」と答えた人も43.8%から23.4%へ減った。
 一方、「今後も原発の安全確保は可能か」は8割以上が肯定、「原発は人類の未来を危険にさらすか」は約7割が否定した。
 土田教授は「多くの学会員が動揺している。これをどう昇華させるかが学会に問われる」と指摘。野村会長は「事故を防げなかった自責の念で専門家は沈黙してきた。徹底した事故調査や福島での活動で信頼を取り戻したい」と話した。

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