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山埼雅弘著 戦前回帰「大日本病」の再発
今の状況を理解するのにとても良く書いてあります。
是非お読み下さい。
よく安倍擁護論として、デモの中での「戦争反対」に対して「直ぐに戦争が始まる訳ではない」という言い方があります。「戦争反対」は国民主権を否定し、戦前・戦中回帰である国家主義、皇国思想の中で中国、韓国、日本以外のアジア人蔑視の先に行き着く先であろうという事です。
市民を公民と言い、国の為に尽くさせるという考え方が戦争に結びついて行く可能性が有る為に叫ばれているのです。
また、武器の輸出を奨励し、軍需産業を経済成長の一つに組み込んだ事は、紛争を積極的に多く起こし「武器の消費」を加速せねばならず、必然的きに戦争と結びつきます。
「安倍を降ろせ!」と叫ばれている最も大きな問題は、今すぐ戦争が始まるかどうかなどという事ではなく、一にも二にも憲法を無視した事です。
この国は、全体主義に簡単に移行しまった実績を持って居ます。その空気は今も変わっていません。 

以下抜粋です。
『人は歴史を学ぶ意義の1つは、過去と現在と未来が「途切れずに連続している」と言う感覚を、思考の底流に形作ることだと思います。現在目の前にある様々な問題には、いきなり完成した形で出現したのではなく、ほとんどの場合、少しずつ視野の中で拡大してきたはずですが、大抵は「はっきりわかるほど大きくなる」または「深刻化する」まで、その変化に気づかずに見過ごしてしまいます。
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それでは、第二次安倍政権が発足してから、日本国内がどのように変化したのか。 以下が私の主観ですが、早速前と比べて日本国内の様子が「変わったな」と思う点を、リストアップしてみます。
▶人種差別や民族差別など、偏見と差別を堂々と主張する攻撃的.排外的な言説(いわゆるヘイトスピーチ)がふえ、ネット上だけでなく路上でも公然と叫ばれるようになった。
▶特定の国を名指ししてその国民や慣習を貶めきたり、その国の前途が悲観的.絶望的であるかのように描いた本が数多く出版され、書店の目立つ場所に並ぶようになった。
▶「日本」や「日本人」を礼賛する本やテレビ番組が急激に増加した。「日本人や日本文化世界からこんなに賞賛されている」と、外国人の口から言わせる企画が増えた。
▶公共放送のニュース報道が、首相や政府に対する批判的内容を報じなくなり、逆に首相や閣僚のコメントはたっぷりと時間をとって丁寧に応じるようになった。
▶政府や政権に批判的な人間への威圧・恫喝・見せしめのような出来事が増えた。
▶政権与党の国会議員が、国会の議場で「八紘一宇」と言う言葉(大平洋戦争中、日本のアジア侵攻と植民地支配を正当化する概念として使われた語句)を肯定的な意味で使用しても、全然問題視されなくなった。
▶近い将来の戦争や紛争への関与に備えた法案が、次々と国会に提出され始めた。
先に述べたように、歴史の文脈で見れば、社会の変化は継続します。政治的状況を、ある瞬間だけ切り取った「静止画」として見るなら「今はまだ大丈夫」に思えても、刻々と変化する「動画」として捉えれば、この数年で生じた変化を何もせずに放置して本当に大丈夫なのかという、より現実に則した不安が生じます。
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●首相はなぜ、戦前・戦中の国家体制を全く批判しないのか
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現職の首相が、先の戦争の責任の所在を問われて右のような一般論に終始し、当時の国家指導者の責任を一切認めなくても、ほとんど問題視されず、首相としての地位を失うこともありません。これは、どう考えてもと恐ろしい状況です。
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「当時の日本の何が問題だったのか」という重要な点について、実は何も認識しておらず、個人として考えも何も持っていないのと同様なことになるからです。
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責任の所在が分からなければ「反省」のしようもありません。同じ出来事の再発を防止できません。・・・・・・・・・
▶「戦後レジュームからの脱却」と言い、戦後日本の憲法や価値判断基準を否定しつつ、戦前・戦中のレジューム(国家体制)の問題点には特に言及しない。
▶「国の為に戦って命を落とした軍人」を慰霊する目的で靖国神社を参拝するのは「国民として、国の指導者として当然のこと」と言いつつ、死亡した軍人の6割が餓死、つまり「運用管理側の不手際」で死んだ事実には触れない。
▶慰安婦問題では「慰安婦となった女性の国による強制連行を裏付ける文章はない」と言いつつ、慰安婦施設を実質的に運営管理した軍や政府の責任者の名前や、具体的な組織図等は一切明らかにしない。
▶先の戦争が「侵略であったか否か」と問われると「私は『侵略でない』と言ったことは一度もない」という巧妙なレトリックを使うが「侵略であった」「侵略ではなかった」とは明言しない。
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これらの「首相が言及しない」「論点化を避ける」問題をみると、すべてに共通する方向性が浮かびなります。
それは何かといえば、戦前・戦中の国家体制の肯定と是認です。』


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