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プリウスの空気抗力係数Cd値は0.26である。これはなかなかの数字だと思う。勿論、この数字だけで車の性能が決まるわけではないが、デザインした結果としてこの数字が出たのではなく、この数字を出すために形にこだわったように思える。なぜなら、写真を見れば分かる通り、素人が見ても、まさに空気がスムーズに流れる(但し、前面方向から)でっこみへっこみの非常に少ない飛行機の翼の断面のような形である。誰が描いてもこんな線になるようにさえ思える。これは機能のために形を考えたのではないだろうか。もしそうだとすれば、そこにも先進性がうかがえる(勿論、これらは全て私の想像であり、実情を調べたものでない)。つまり「客受けが良いセダンらしいデザイン」ではなくて、「空気抵抗の少ない形をセダン的な車にする」だったのではないだろうか。単なる車の「ムード」を売るのではなく、「具体的な燃費の数字」を売る、だったのだろう。エネルギーの消費量を下げることが設計の目標であれば当然のことである。20070703045258.jpg
このように、機能の目標をデザイン化することは、まさにこれからの住宅にも必要なことである。現在のように、家の設計が終わってから熱の負荷計算をして、初めてその家の消費するエネルギー量を知るという方法では、これからの家は設計できないだろう。何故なら、エネルギーの消費とはイコール二酸化炭素の排出量であり、今後それを無視して先ずデザインするなどあり得ないからである(デザインするという範囲が単なる主観的な好みから、客観的な機能としての数字を含んだものになる)。つまり、目標とする二酸化炭素の排出量を先ず決め、それを満足するためのデザインがなされなければならないだろう。温暖化問題は今まで培ってきた全ての社会通念を覆し、全ての価値観を180度転換てしまうだろう。その激変について行けるかどうか、などという悠長なことは言っていられない真の実力が試される社会が目の前に迫っているような気がする。

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