上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


0705

20070704114023.jpg
久し振りに石炭を焚いている蒸気機関車にお目に掛かった。やはり懐かしい思いがこみ上げてきた。
長岡の伯母の所に遊びに行く時、当時一番長かった清水トンネルで、勿論冷房の無い客車の窓をみんなが閉め、それでももうもうと入ってくる煙の中で、いつ通り過ぎるかとじっとしていたのを、つい最近だったように思い出した。終戦から10年も過ぎていない小学生の夏休みだった。20070704114214.jpg
最後に乗ったのは確か我孫子から上野までだった。都内で蒸気機関車が引っぱった列車の最後の運行は、朝の5時台の成田発上野行きだったと思う。学生時代、朝早番の学士会館のアルバイトで利用していた記憶がある。懐かしく感じるのは、「ポォォ~!」という汽笛であり、「シッシュ、シッシュ」という蒸気を吹き出す音であり、煙というか、石炭のあの独特の匂いである。受験勉強をしていて毎日聞いていた荒川鉄橋を渡る夜汽車の汽笛も、本当に懐かしく思い出される。
20070704114258.jpg
しかし、久し振りに乗ってみて、時代は終わっているな、とつくづく感じさせられた。懐かしい煙の匂いも、今となっては単に石炭の燃焼排ガスに過ぎないと言わざるを得ないし、スタートした時の、あの波を打ったような加速感は全くいただけない。20070706070532.jpg
帰りに、常磐線の最新車両に乗って、その余りにも大きいギャップに、時代の大きな変化を今さらながら改めて感じさせられた。今では当然として誰も感謝も何も感じていない当たり前のことであるが、現在の車両のあの滑らかで柔らかなスタートと加速感はすばらしい。こうなるまでの開発に対する努力と技術の進歩はすごいなと思った。
人間はこのように過去のことと、現代を実体験として比較してみない限り、その変化のありがたさが理解できない生き物なんだろう。しかし、当たり前と思っている自分が置かれている「今」を、もう一度見直してみることが「今」求められているのではないだろうか。慣れきった鈍感さで相変わらず物を見るのではなく・・・・



プロフィール

izena社長 前田誠一

Author:izena社長 前田誠一
FC2ブログへようこそ!

ブログ全記事表示

カテゴリー

リンク

人気BLOGランキング

ランキング人気 20070719115222.gif にほんブログ村 環境ブログへ

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。