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20070714131456.jpg現在の自宅を新築したのは1988年の6月である。その前は27歳の時に選んだ某プレハブに17年間住んだ。建築の勉強をしたわけではないので、勿論、全くのド素人であった。今にして思うと、それまで住まいに関してなど何も考えたことがないのに、よくもまあ分かったような顔をして、展示場で家を選択し色々と打ち合わせたものだと、感心するより思い出すだけで恥ずかしくなる。当然の結果として、今までの人生の中で失敗した買い物のトップクラスの一つに成ってしまった。但しそれからの人生のためには大いに勉強になった。追々思い出しながらまとめてみようと思うが、今回は今の家の外壁について、当時いろいろ悩み、選択に至った経緯を書いてみたい。最初に某プレハブで建てたときの外壁はモルタルにした、というより種類を選択する余地はなかったように思う。そして住んでから初めて知ることになったことは、モルタルはかなりの頻度で防水メンテナンスをしなければならないことである。20070714131551.jpg
家の仕様を決めるとき、そんなことは誰も言ってくれなかった。まあ、知らなかった方が悪いんだろうが、勉強するには金が掛かることをつくづく感じさせられた。そんな痛い目にあったため、今の家に立て直す時に外壁の選択に対しては非常に気を使った。まず最初に選ぶ基準にしたことは、当然ノーメンテナンスである。勿論コストもあるが、先ずは住んでから金が掛からない様にするためには何が良いのか考えた。20070714131434.jpg 非常に長い間変質しにくい材料は、鉛板、ガラス、ステンレス板、銅板、ガルバリューム鋼板、チタン板など候補に上げ、特に端材(そうじゃないと高いだろうから)が手に入らないか考えた、が結局玄晶石に行き着くことになった。決め手となった理由は、東京駅の屋根に使われていたことである。屋根に使われているわけだから、どう見ても頻繁なメンテナンスがあるわけがないなと思った。しかし、自宅の屋根には使おうと思わなかった。重さの問題と、より安全側に考えて、日射のあたり具合からいって壁だけにしておいた方がより長寿命だろうと考えたからだ。中国産の緑の玄晶石が手に入ることになり、頭領に相談したところ「今までやったことがないし、面白いね」ということで採用が決定した。60坪の家の全外壁分で3500枚ぐらいになった。19年が経ったのに未だに1枚も割れていないし、雨漏りもしていない。勿論メンテナンスなんか1度もしていないし、特に雨の当たる部分はほとんど汚れてもいない。思った通りになった。雨に濡れると特に緑が濃くなり、屋根の銅板の緑と相まって自然色の美しさに今もとても気に入っている。20070714131521.jpg
以前、某超有名なI設計事務所の若い所員が、我が家のドイツ下見張りの玄晶石を見て「こんなの家じゃない」と言ったのをよく覚えている。彼らのセンスから言うとダサイと言うことだったんじゃないかと思うが、化石エネルギーをいくらでも使えるという前提があってこその設計の価値観が激変しつつある現在、彼はどんな家を設計しているんだろうか・・・・

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