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IMG_3316*.jpg孫の名前は七威斗「ナイト」と言う。由来はともかくとして、今では当人は勿論、周りもすっかりこの名前に馴染んでいる。何時までも「ナイト」の心意気を忘れないで生きて欲しいと思う。そんな訳で五月の節句は鎧甲でなく甲冑を飾っている。但し、小さいが鯉のぼりも飾っているので、EUと日本が合体したような何だか訳も分からない節句の雰囲気である。
甲冑は写真の通り全身ではない。これは勿論ナイトのためにわざわざ作ってもらった物であり世界に一つしかない。作者は私の20年来の友人の鍛鉄作家の川合さんだ。現在、山梨県富沢町に工房があり活躍されている。お願いしたら快く引き受けてくれたが、初めての甲冑なのでだいぶ手こずったらしく迷惑を掛けてしまった。かぶることは出来ないが鉄板をたたき出して作ったのだから、まあ本物の甲冑の様な物と言えるだろ。結構迫力はあり大変気に入っている。写真のまん中の盾は照明であり、川合さんの師匠の松岡さんに作ってもらった。上の槍の様な物は鯨漁の銛を模したもので、はやはり松岡さんの弟子の前川さんが作った物である。いずれも鍛造したもので自慢の品だ。20070913130630.jpgヨーロッパで進化した甲冑と我が日本の鎧は同じ戦闘用でありながら随分と形が違う。風土による歴史の違いが生み出したのだろうけれど、どうしてこれほど違ったのか時間が出来たら是非調べてみたいと思っている。これは単なる思い付きの私見に過ぎないが、甲冑を作る技術が産業革命とつながっているし、クルマや航空機の発展の土台を作ったような気がしている。また甲冑と鎧の違いに洋服と着物の違いがあるように思う。甲冑は体の線の通り作ってあり、正に洋服と同じ思想に基づいて居るんだろう。鎧はやはり着物と同じ様にひらひらとした感じがあり、同じ風土の上で生まれたことを物語っている。20070913130650.jpg甲冑を進化させたその思想と制作技術が機械技術を進化させ、最初に産業革命に到達したことと関係があるようにも思えてならない。また甲冑を見ているとロボットを連想するが、鎧からは余りイメージが湧かない。しかし、現在ロボットは鎧の日本で進化していて、ヨーロッパではそれほどでもないのも面白い現象である。このように、どうしてそれが生まれたのかを調べることには非常に興味あることである。やはり物を新たに作り出すと言っても、いきなりそれがポンと出てくるわけではないし、必ず出てくる風土的必然性があると思うし、その技術の歴史を遡り、その思想の流れを知ることはこれからの技術開発にも大切なことである。20070913130715.jpg甲冑をより進化させるために板金を含めた金属加工技術が大きく進化したのではないだろうか。甲冑を作る文化は産業革命を生み出したが、鎧を作る文化だから産業革命を生み出せなかったのかもしれない。合理性より美的感性が優先されたからなのだろうか。しかし、刀は最も進んだ金属加工技術の一つだと思うのだが、どうしてそれが機械社会に進化しなかったんだろうか。甲冑はどう西欧合理性の思想と結びついているんだろうか、興味津々である。20070913130734.jpg歴史を遡り、現在まで続いている流れを知ることは、未来を見通すことに通じると思う。未来は見えないのだから、過去の出来事から想像するしかないからだ。
甲冑文化が産業革命とつながっているなら、また温暖化ともつながっていることにもなる。
温暖化を生み出した人類を理解するためにも甲冑の変遷を知ることは、もしかしたら面白いことなのかもしれない。
大河ドラマ風林火山の1シーンに鎧甲の騎馬武者達が丘の上を軽やかに疾走しているシーンが出てくる。何とも勇壮に見える。これが甲冑の騎士だったらどうなんだろうか・・・・

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